( 憂国忌 )
11月25日は故三島由紀夫の命日、憂国忌とされて39年目にあたる。
忌日俳句は言うまでもなく難しいが、中でもこれを季語として詠みがたい。
松籟の闇にたかまる憂国忌 鷲谷七菜子
憂国忌朝より鵙を鳴かすべし 河野南畦
少年の耳輪の揺れや憂国忌 黒川江美子
( 憂国忌 )
11月25日は故三島由紀夫の命日、憂国忌とされて39年目にあたる。
忌日俳句は言うまでもなく難しいが、中でもこれを季語として詠みがたい。
松籟の闇にたかまる憂国忌 鷲谷七菜子
憂国忌朝より鵙を鳴かすべし 河野南畦
少年の耳輪の揺れや憂国忌 黒川江美子
( 藪柑子・十両 )( 酉の市 )
今日は二の酉です。
二の酉やもてあましゐる雨支度 水原秋桜子
目いつぱい日向を使ふ藪柑子 晏梛みや子
藪柑子淋しくなれば空があり 貴葉志行
子の帰り待ちわぶ谿の藪柑子 福田甲子雄
藪柑子もさびしがりやの實がぽっちり 種田山頭火