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木瓜の花・緋木瓜・花木瓜・草木瓜・更紗木瓜
木瓜燃ゆるところ杜国の細き墓 細見綾子
木瓜咲くや怠け教師として終る 栗田やすし
聞き役に徹してひと日木瓜の花 岸本典子
風化せし寄せ墓白し木瓜の花 武藤光晴
蛸壺にぼけの花さす乾物屋 河村恵光
一葉の露地にはみ出す木瓜の花 松本恵子
草木瓜
うらうらと緋木瓜の花の多弁かな 飯田龍太
木瓜を見てをれば近づきくる如し 石田 波郷
情無しを恨むも愛か木瓜の雨 鈴木真砂女
木瓜挿して壷中の闇をつらぬけり 中嶋秀子
木瓜咲いて天日近き山家あり 大峯あきら
木瓜咲くや木目のふかき在所仏 飴山 實
更紗木瓜
降りつつむ雨の明るし更紗木瓜 水原秋櫻子
腹空けばそのことばかり更紗木瓜 八木林之助
母を訪ふひととき明し更紗木瓜 山田みづえ
人の絶えし茶室や更紗木瓜 金原峰子
更紗木瓜枝にあまたのみくじ札 中根多子
サイトから一部資料・写真お借りしています
谷中へ吟行句会でした。苦手な句会でしたが訓練に
なりました。
とうとう八十路に。終活も追い込みとなりましたが
俳句だけは一生でしょうか。寝床からもへちまを
詠んだり、雪の深さを聞いたり。
私事を含めればもお5~6回谷中には行っていますが
どうしても同じような句ばかり詠んでしまいます
きっと既成概念と慣れなんでしょうか
確かに句会の無い吟行の方が私もいい結果が出ています
芭蕉さんの年齢はとっくに過ぎていても
上手くなれない 何故なんでしょうね( ´艸`)