( 芍薬・玉芍薬・糸葉芍薬 )
うら若き墨染衣玉芍薬 細見綾子
芍薬に逢瀬のごとき夜があり 森澄雄
芍薬の芽のほぐれたる明るさよ 星野立子
芍薬や月山拝む山の邑 水原秋櫻子
芍薬を抱くほど剪りて妻戻る 丹羽康碩
芍薬が咲いたと母へひとりごと 松平恭代
散り際の芍薬の芯萌黄色 平松公代
芍薬の蕾ほぐれて虫出づる 中山 ユキ
芍薬を活けて一日香の中 鈴木真理子
木の臼に芍薬活くる紙問屋 兼松 秀
山からの風に芍薬首振れり 中村修一郎

玉芍薬

糸葉芍薬
うら若き墨染衣玉芍薬 細見綾子
芍薬に逢瀬のごとき夜があり 森澄雄
芍薬の芽のほぐれたる明るさよ 星野立子
芍薬や月山拝む山の邑 水原秋櫻子
芍薬を抱くほど剪りて妻戻る 丹羽康碩
芍薬が咲いたと母へひとりごと 松平恭代
散り際の芍薬の芯萌黄色 平松公代
芍薬の蕾ほぐれて虫出づる 中山 ユキ
芍薬を活けて一日香の中 鈴木真理子
木の臼に芍薬活くる紙問屋 兼松 秀
山からの風に芍薬首振れり 中村修一郎

玉芍薬

糸葉芍薬