11月 26日

2022-11-26 06:00:04 | Weblog
                            マスク



          マスクは三冬の季語ですが、2020年の2月から春も夏も秋もそして冬もマスクが手放せない
          状況になってしまいました。風邪・インフルエンザだけでなく新型コロナウイルスの感染をたった一枚の
          ガーゼ・布・不織布で減少させてくれます 
          日本人はマスクを付けることに余り抵抗は無いようですが俳句の季語として季感が薄れているように感じます



          桃色の大きなマスク遅刻生         河原地英武


          終電車マスクばかりを吐き出せり      篠田法子


          マスクしたまま居眠りの三限目       荒深美和子


          眉と目の賢く見ゆる児のマスク       服部富子


          マスクして敵の陣地に入る心地       ころころ




                  


                  



          咳こぼすマスクの中の貌小さし       吉田鴻司


          マスクしてゐても猫にはわかるらし     北川沙羅詩


          マスクして隠さふべしや身の疲れ      林 翔


          修道尼澄める瞳もてるマスクかな      森田 峠


          つき添ひの母の特大マスクかな       指澤紀子




                  


           昨日も日本全国で118,764人のコロナ感染者の発表が有りました、また増えつつあります 
         どうぞ気を抜かずに大切な人とご自身を守るために引き続きマスク・手洗いを
         心がけましょう
         ( 前週同曜日比+34,494人 )
 
 
コメント
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