新酒・新走り・今年酒・早稲酒
今年収穫の新米で醸造したものを新酒と言いますが現在、一般的(商業的)には冬の醸造です。
俳句では秋の季語になっています
酒屋や酒蔵の軒先に吊り下がった植物の球体。あれは「杉玉(すぎだま)」と言い、その名の通り、
杉の葉で作られています。杉玉には「酒林(さかばやし)」という呼び名もあり、毎年新しいものに
付け替えられますが、作られたばかりの頃は杉の葉本来の緑色をしています。そのことから、酒蔵の軒先に
緑の杉玉が吊り下がると、「新酒ができた」という目印になったというわけです。
湯上りの顔ほてらせて今年酒 河原地英武
退院の友と酌み合ふ今年酒 岸本典子
今年酒髷の亭主の出羽訛 佐藤とみお
デカンショは遠き日のこと新酒酌む 小長哲郎
新走り供へ米蔵閉ざしけり 篠田法子
利き酒の猪口に膨らむ新走り ころころ


居酒屋に新酒の友を得たりけり 正岡子規
ある時は新酒に酔うて悔多き 夏目漱石
新酒汲みとどのつまりは艶話 片山依子
諏訪明神のわれも氏子よ新酒酌む 矢崎良子
下戸なりし師も神にます新酒召せ 林 翔
とつくんのあととくとくと今年酒 鷹羽狩行

サイトから一部資料・写真お借りしています
今年収穫の新米で醸造したものを新酒と言いますが現在、一般的(商業的)には冬の醸造です。
俳句では秋の季語になっています
酒屋や酒蔵の軒先に吊り下がった植物の球体。あれは「杉玉(すぎだま)」と言い、その名の通り、
杉の葉で作られています。杉玉には「酒林(さかばやし)」という呼び名もあり、毎年新しいものに
付け替えられますが、作られたばかりの頃は杉の葉本来の緑色をしています。そのことから、酒蔵の軒先に
緑の杉玉が吊り下がると、「新酒ができた」という目印になったというわけです。
湯上りの顔ほてらせて今年酒 河原地英武
退院の友と酌み合ふ今年酒 岸本典子
今年酒髷の亭主の出羽訛 佐藤とみお
デカンショは遠き日のこと新酒酌む 小長哲郎
新走り供へ米蔵閉ざしけり 篠田法子
利き酒の猪口に膨らむ新走り ころころ


居酒屋に新酒の友を得たりけり 正岡子規
ある時は新酒に酔うて悔多き 夏目漱石
新酒汲みとどのつまりは艶話 片山依子
諏訪明神のわれも氏子よ新酒酌む 矢崎良子
下戸なりし師も神にます新酒召せ 林 翔
とつくんのあととくとくと今年酒 鷹羽狩行

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