11月 24日

2023-11-24 05:28:31 | Weblog
                            実南天・南天の実



             南天の花は6~7月ころ六弁の白い花を付けて、10月ごろ結実し翌年春まで残り枝先に群がった実は
             晩秋から初冬に真っ赤に色づく。「難を転ずる」に通じることから、鬼門や水周りに植え る事が多いのです




          南天の実に惨たりし日を憶ふ          沢木欣一


          雪踏んで鵜塚に供ふ実南天           栗田やすし


          実南天町家に残る屋敷神            日野圭子


          井戸蓋に難点の実の散りこぼれ         中山ユキ


          実南天蔵に出入りの藁草履           栗田せつ子


          艶やかや馬籠峠の実南天            角田勝代




                  



          しぐれたるあとの日が射し実南天        鷲谷七菜子


          実南天十二神将眉あげて            野澤節子


          存命の父母を軽んず実南天           正木ゆう子


          実南天二段に垂れて真赤かな          富安風生


          長命寺の尾長鳥けふ来ず実南天         石田波郷


          南天の実太し鳥の嘴に             高濱虚子




                  



                  

                     ( 南天の花 )


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コメント (2)
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