曼珠沙華・彼岸花・死人花・まんじゅさげ・捨子花
彼岸花にはどちらかと言うと縁起の悪い名前がついていますがそれなりの理由が有るそうです
彼岸花は球根植物です いつか先祖縁者が植えなければ増えません球根には毒があり子供たちに
触らせないために、そしてその毒は水性なので丁寧に水にさらして毒ぬきをすれば球根はでんぷん
なのでいざ飢饉などの非常食料となるから手を出さないようにという事だそうです。
曼珠沙華は梵語で赤い花の意。
行く水のまがね光りや曼珠沙華 沢木欣一
寂光といふあらば見せよ曼珠沙華 細見綾子
曼珠沙華空を映せし水たまり 栗田やすし
彼岸花番場の宿へ一里てふ 山本悦子
本郷の露地の深きに曼珠沙華 森垣一成
千枚の畔をふちどり彼岸花 ころころ
仏より痩せて哀れや曼珠沙華 夏目漱石
さみどりの直き茎よし曼珠沙華 石田波郷
出雲路の雲紡ぐかな曼珠沙華 吉田鴻司
あしもとに日のかがやける曼珠沙華 夏井いつき
ダム開くや吹きすさぶ白彼岸花 澁谷 道
白曼珠沙華はたりはたりと鶏番ひ 大石 悦子
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