植物園だより 日向みずき
宮崎県辺り原産の花木で,桜の花の咲く頃に薄黄色の
花をつけます。トサミズキ(土佐水木)と似ていますが,
トサミズキは花の房が長く,一本の木につく花の数が
少ないようです。
見たかぎりでは土佐ミズキより花が小さく感じられます。
植物園だより 日向みずき
宮崎県辺り原産の花木で,桜の花の咲く頃に薄黄色の
花をつけます。トサミズキ(土佐水木)と似ていますが,
トサミズキは花の房が長く,一本の木につく花の数が
少ないようです。
見たかぎりでは土佐ミズキより花が小さく感じられます。
植物園だより 玄海つつじ
山地に生える落葉低木で、名前の通り本州の岡山県以西,
九州北部,対馬,アジア東北部に分布するツツジです。
葉より早く淡紅色の花をつけます。
赤塚植物園のものは真白です。薄い蝋引きの紙のような
風合いでした。
(写真は土佐ミズキ)
ひとつづつ声かけほどく雛の箱 ころころ
今日は雛祭り、といっても肝心な娘はお出かけ・・・
只今の時間、お内裏様ところころだけの我家となっています。
という訳で久しぶりに植物園情報を
もう、芹が出ていました。連衆の重い?腰もこの便りには
動き出す。筈です。
土佐ミズキ、サンシュウ、三椏の花、桃、梅も満開です。
来週にはカタクリの花も咲きそうですよ。
草花では菊咲きイチゲ、雪割草など確かに春がやって来て
います。近くの神社では寒緋桜も咲いているという。
また連衆の皆さんと春を満喫できそうです。
紺絣春月重く出でしかな 飯田龍太
私の俳句の心をここまで導いてくれた孤高の俳人
飯田龍太が亡くなった。2月25日のこと。
86歳である。
62年に父の死去により引き継いだ「雲母」も92年に
通巻900号で終刊し一切の俳句の活動を終えた。
当時71歳だった。
またもとのおのれにもどり夕焼中
この句が「雲母」終刊によせた龍太の一句
誰にも憧れや目標の俳人が居るだろう
私にはいつも龍太がいた。
龍太の言葉で「俳人は無名がいい」つまり作品だけでいいと
いうこと。私はこの言葉を信じ新しい句会や投句にはその都度
俳号を変えて八つの俳号を持つようになった。
これには様々な理由もあるのだが・・・・
「作品が一人歩きをすれば本物」これは登四郎先生の言葉。
これからも両先師に恥ずかしくない俳句を詠み続けようと
思う。
(写真 昭和54~56年のころころのスクラップブック)