チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

言葉について

2019年04月08日 20時36分38秒 | 日記
言葉は生き物
言葉で嬉しくなったり
言葉で悲しくなったり
言葉は生きている

人を嬉しがらせることは自分の喜びが倍加する
人を悲しませるのは自分がもっと悲しいことに出会う予兆

愛ある言葉をスラスラ言える人は尊い
昭和は人をこき下ろすことのできる人に注目が集まった
平成は人にも自分にも無関心の人がもてはやされた
さて令和はどうだろう
きっと喜び合う人々が生き生きと生きる時代になりそう

第一言語というのがある
動物同士、植物同士、赤ちゃん同士
この第一言語に精通する人が自然から恵みを受けるのではあるまいか

何ヶ月前だったか
まだ6ヶ月の赤ちゃんと2時間もおしゃべりした
勿論内容はまったく不明
しかし彼は私を離さない
母親が手を出しても大好きなおばあちゃんが手を差し伸べても無視
ひたすら私との会話に熱を注ぐ
全く通じていないのだが彼は口角泡を飛ばして喋る

「この家を選んでこの地球に降りてきたの?」
という私の質問に彼が30分ほど足をバタバタさせて答えてくれる
「お母さんを選んだの?」
首を振る
「おばあちゃん?」
それからまた三十分。

彼との会話の後私自身の考え方が自然に変わってきた
全てを受け入れるという大きな心が備わった

大言語は理解できなくても感じることが大切だと思った

それ以来電車やバスの中で乳幼児と会うと第一言語で話してみる
必ず答えてくれる嬉しそうに

#第一言語 #乳幼児 #中谷比佐子 #チャコちゃん先生
コメント
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