最近、なかなか活気があるぞ!と思った出来事を今日はご紹介したいと思います。
それは先日の理社国授業のときでした。
その理社国授業の国語の中で、難しめの要約問題をグループワークで解いてもらいました。
これまでも何回か同様のことは行ってきましたが、今年の3年生に対しては、今回が初の本格的な課題によるグループワークでした。
「どんな感じになるのかな…」と興味津々で見ていたところ、
皆さん、私の予想以上にしっかりとした学び合いができていたように思います。
最近は学校でもこのような手法で授業をすることも多くなりましたので、その成果もあると思いますが、
とても活気のある話し合いができていたように思いますし、私が普段見ているのとはまた違った一面を見ることができたように思います。
当塾は個別指導がベースの塾ですが、
3年生には前述の理社国授業をはじめとした一斉授業も行っています。
個別指導で「個別最適化の学習」
習熟学習で「自立・自立学習」
一斉授業で「講義形式で知識を伝える授業」
そして、その一斉授業の中の話し合いで「自分の考えを伝え、他人の考えを知る授業」と、
最近の"学び"で必要とされている要素を折り込みながら学習を進めています。
学校ではないので、どうしても限られた時間での授業ですので、少し欲張りなのかもしれませんが、
それでもなおこれらを続けていきたいと思うのは、
それぞれの場面で見せる生徒さんの"顔"が違い、生徒さんを多角的に見ることができるからです。
どれか一方からの授業だと、
その方向からしか生徒さんの顔が見えませんが、
いろいろな学びを提供していくことで、色んな角度から生徒さんの顔を見ることができます。
それらを知ることで、その生徒さんの勉強における特徴や、もう少し言えば、その生徒さんの"人間的なもの"も見えてくるように思います。
今回の国語の設問は、難しい問題だったこともあり、「し〜ん」とならないかなとちょっと心配もしたのですが、
むしろそれが故に、皆さん活気のある学び合いをしていたように思います。
時代の流れの中で、だんだんと求められるものが変わってきていますが、
それは塾に対しても同じだと思います。
だからといって、安易に新しいものに飛びつくのではなく、
生徒さんのこれからの成長や学びに必要なものを厳選して取り入れ、
少しでも皆さんのお役に立てたらと思います。
↑最後はホワイトボードに書いて発表。iPadなどは持たせていないので、ここはまだアナログです‥
それにしても、学び合いのときの皆さんは、とてもいい表情でした。
これからもこういった取り組みをしていって、皆さんの新たな面を見つけていこうと思います。