去る9月5日に、第4回の北辰テストが実施されました。
埼玉県の高校入試では大きな意味を持つ北辰テスト。
夏休みの学習は、まずはここでの成績アップを目標にしてきた、そんなふうに言うこともできると思います。
その北辰テストの当日、当塾では受験した皆さんに受験後に集まってもらい、自己採点と二者面談を行いました。
試験当日に自己採点をし、その結果に基づいて面談をすることで、次に向けた目標づくりをおこなう、そんなことを意図して行いました。
そしてこの面談、もしかしたら人によっては激痛の足つぼマッサージ並みだったかもしれませんね。
私は夏休み中に皆さんの勉強を見てきました。
もちろん皆さんのすべての勉強を知っているわけではありません。
ただ私もできるだけ皆さんの学習を見てきたつもりです。
今回の面談では、そうやって見てきた皆さんの学習の様子、そして今回のテストの自己採点結果、それを踏まえての面談ということになります。
この面談を始める前に、私は例えるならばデトックスタイムのような面談にしようと思っていました。皆さんの中にある課題をすべてさらけ出す、そんな面談にしようと決めて臨みました。
きっと皆さん、色んなとことを言われたと思います。
勉強時間が足りないとか、問題を読めていないとか、ノートのとり方がダメだとか、
いろんなダメ出しをされたと思います。
でもみなさんが持つそれらの課題を誰かが指摘をして表に出さなかったら、それは皆さんの中でいつまでも課題として残ったままで、皆さんの成長を妨げるものになってしまうはずです。
だからこそ、みなさんにとって痛いことではあっても、デトックスをするように、皆さんの中に溜まっている課題をすべて出してしまおうと、言うべきことは言わなくては、そんな思いで面談に臨みました。
足つぼマッサージってかなり痛いと聞きます。でも、それによって皆さんの悪い部分がわかると聞いたこともあります。(やったことがないので、分からないのですが…)
今回の面談は、まさに足つぼマッサージのようなもので、みなさんが心に痛みを覚えた部分は、みなさんにとっては課題だというところ、そういうことになると思います。
皆さんの悪いところをほぐすためのマッサージが、時に痛いのと同じように、皆さんの課題を洗い出していく面談は、皆さんにとっては心が痛いものだったかもしれません。
でもマッサージのあとを想像してみてください。
痛かった凝りが取れれば、きっとそのあとはさわやかな気持ちになれると思います。
これは今回の面談も同じで、皆さんの課題をこの面談で洗い出すことによって、
もやもやしていた皆さんの気持ちが、すこしでも前向きに、そして学習へと向かう気持ちになってもらえたらと思っています。
面談が終わって2日。
今までよりも自習に積極的になってきた生徒さんもいるように思います。
そうやって皆さんの気持ちが動き始めたことを嬉しく思いながら、私にできることをまた模索して、皆さんの課題をともに克服できるようにしていきたいと思います。