幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

潤徳女子高校の学校見学会へ行ってきました!

2019年09月20日 14時41分14秒 | 受験・学校
「これからの勉強は、机上だけでなく、『自分で考え、そして体験』をすることが大切」
そんな言葉を耳にします。
文部科学省が謳う3つの学力観にも、そのようなことが謳われています。
その新しい3つの学力観をまさに実行している学校、それが潤徳女子高校だなあと思います。



先日、NPO埼玉教育ネット主催の潤徳女子高校の見学会に行ってきました。
学校説明を聞くのは今年はすでに4回目ですが、何度聞いても新しい発見があります。今回もいろんな面で、参考になるお話がたくさん聞けたように思います。

学力向上、そして大学進学という面でも潤徳らしさ、というのはたくさんあると思いますが、私が最も潤徳らしいと思うのは「ユニバーサル・フォレスト」です。

ユニバーサル・フォレストは、「現代社会の諸問題を主体的に解決しようとする力」をモットーにした、グローバル教養の1つとして行われているものです。
内容は非常に多岐にわたっていて、「ボランティア活動」「手話」「ノーマライゼーションとバリアフリー」「貧困問題」「情勢の活躍」などがあるそうです。

ただ、これらに共通しているのは、単純に机上での知識の習得だけに偏っていないということです。
話し合いなどを通じて、自分の考えを他者に伝えたり、他者の意見を聞いたりしたうえで、自分の考えを深め、表現していくこと、
そして、内容によっては街に出て、実際に地域の中で活動をするなどして、体験や経験を通して学ぶことで、今後の人生での様々な面での活きる力につなげていく、
そういったことを目標にしています。



この授業を通して、問題意識を持つこと、視野を広げること、考えを深めること、社会に目を向けること、そういったことができる人材を育てていく、そういった目標があるとのことでした。

グローバル化やAIの発達に伴い、これから求められる人材像は、今までと大きく変わってきます。
知識や技能は、ある意味、画面の中の学びでもできるようになってくるかもしれません。
しかし、それに代わって今後必要なのは、視野を広く持ち、問題を発見し、それらについて考察して解決をしていく能力だと思います。
そして、そういったことは、人と人との間でしかできないことです。
だからこそ、学校がこれらのことをしていくことに大きな意義があるように思います。



女子高の存在意義は時代と共に大きく変わってきているように思います。
職業的スキルから学力、そして次の時代へと、また大きく変わりつつあります。

潤徳女子高校が掲げる
「一人一人が自分自身の『軸』をもって生きていくことができる」
という目標は、これから未来へ生きる皆さんに、共通する生き方の1つになるのではないかなと思います。

※写真は昨年度に撮影をさせていただいたものです

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 塾からのお知らせ【9/19版】 | トップ | 18期生の夏のできごと① ~... »

受験・学校」カテゴリの最新記事