当塾では1学期、中間・期末対策をメインに学校の授業に沿って塾でも授業を行っています。
そのようにお話をすると、
「学校と同じ内容をもう一度やることに意味があるの?」
という質問を時々受けます。
確かにそんなふうに思われる方もいらっしゃるかなと思いますが、
実はここに勉強の落とし穴があります。
同じものを見ても、見方によって違うものに見えることがあります。
例えば、円柱は上から見れば円ですが、横から見れば長方形をしています。
これとおなじで、学ぶ内容は同じであっても、
学び方を変えると、違った学びが見えてくることがあります。
学校で学んだうえで塾で学ぶ意味はここにあると思います。
「一つの“学び”を平面でなく、より立体的に見る」
これが塾へ行って学習をする最大の意味だと私は思います。
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↑3年生対象の理社国授業では、1・2年の復習をして“知識を思い出す”ということのほかに、塾だからこそできる“学校とは違うアプローチ”で学ぶことを大切にしています。
これで差が一番出るのは、成績がどちらかと上位の皆さんです。
成績上位の皆さんは、自分なりの学び方を持っていると思います。
それがゆえに、安定して成績上位を維持できるのだと思います。
ただ、例えば北辰テストのように、これまでの学びのスタイルと違うテストになると、
うまく上位を維持できないということが見受けられます。
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ここで必要なのが、“多様な学びのスタイル”です。
今まで自分がやってきた学び方に、例えば北辰テストなどにも対応した新しい学び方を入れることができるかどうか、
それが入試を突破してけるかどうかの分岐点になると思います。
今までにない新しい学びの方法、それを知るのに塾を活用する、
そんな塾の使い方があってもいいのではないかなと思います。
もちろん、今までの勉強法を捨てる必要はありません。
多視点を持てるようになればいいわけですから、
今までの自分の勉強法にない新しい部分を取り入れていけばいいわけです。
そうすることで、いろんな角度から問題を見ることができるようになり、
問題を解くためのヒントを見つけやすくなるのではないかなと思います。
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自分なりの勉強法を持っていることは、とても素晴らしいことだと思います。
今までの自分自身の知恵と努力の結晶だといえると思います。
ただ、円柱を上から見るだけでなく横から見るような勉強法を手に入れたとき、
皆さんの学力はまた大きく違ったものになってくるのではないかなと思います。
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