きらきら

「『東京には空がない』」と言う人は、空を見上げることのない人だ…」というようなことを、彼女は言った…

今日はCoccoのライブを観に行った。本当は、明日のアコースティックライブの方に行きたかったが、今日の方が何となく行けそうな気がしていたが、正解だった。

彼女のライブに行くのは２回目、そう、１回目はこのブログを始める少し前だったような・・・
そのときは、活動休止からSINGER SONGERを経てソロ復帰後初のライブだったので、彼女も多少の緊張と、さまざまな感情のこみ上げがあったと思う。今日のライブはそのときに比べると緊張感が薄まり、伸びやかな感じがした。そう、前回はステージ中央からほとんど動かなかったが、今回はステージいっぱいにバレエのステップを披露していた。その姿の美しかったこと…

彼女は、沖縄と東京どちらも好きだと言っていた。それに続き、冒頭の言葉があった。こんなに東京のことを思ってくれているということよりも、彼女のその大きな、優しい心に触れられて、そしてそのか細い体から搾り出す歌声に、少し涙した。

僕も時々空を見上げる。東京にも、朝に夕に、美しい空は広がっている。そう、美しい空はないのではなく、見上げないから気づかないだけなのだ。

帰り道の夜空には、満天の・・・というほどではないが、星が輝いていた。