あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

立ち位置

2008-01-27 21:25:32 | 俯く
山下公園を歩いていたら、若い子連れの夫婦から「カメラのシャッターを押して欲しい」と頼まれた。以前も書いたかな?僕は人のカメラのシャッターを押すのが好きだ。特にデジカメになってからは失敗の心配がないから、安心して引き受けることができる。カップルや親子連れで、それぞれ一人ずつシャッターを切っているのを見ると、自分から声を掛けたくなってしまう。いっそのこと、「シャッター押しマス」というプラカードを首からぶら下げようか…」何て思ってみたりもする。

ベンチに座って、飛び交う鳥たちを見ていたら、好きとか嫌いとか、そんなことをすっかり忘れてしまっていた。そして、もっと高いところでゆっくりと旋回しているトンビを見ながら、「あんなふうにふわりと空を飛べたら…」と半分本気で考えてしまった。

このブログを始めてから、「誰かと結ばれたい」とかいった願望をずっと書いていたけれど、もうそろそろ自分の立ち位置に気付かないといけない。そう、僕は誰かと一緒にファインダーの中に収まる側ではなく、シャッターを切ったり、レフ板で光を当てたりする側の人間なのだろう。母親はいつまでも一人の僕を心配しているようだが、幸い、兄にも妹にも子供ができたので、それくらいは勘弁してもらおう。
いっそのこと、フーテンの寅さんのように生きてみようとも考えたが、今はさまざまなしがらみを断ち切ることができないため、いずれ真剣に考えてみよう。

キラキラと輝く道は、僕の歩む道ではない…
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ホバーリング

2008-01-27 15:36:55 | つれづれ
観光客が手にする餌を目掛けて、たくさんのカモメが寄ってくる。同じように集まってくるハトとは違い、彼らはホバーリングの技術を持っている。どこで会得したのかはともかく、爆撃と直撃の恐れを少し感じながら、その技にしばし感心して眺めていた。

さて、軍事技術の進化はやがて一般に使われるものに転用されると言うが、垂直に離着陸できる旅客機が活躍する状況にはまだない。というか、飛行場問題が何とかなったとしても、騒音問題や経済性がネックになるのだろうか…

もし実現したら、離陸時のあの高揚感が失われるとしたら、飛行機に乗る楽しみの大半が失われてしまいそうだ…
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穏やかになる

2008-01-27 14:35:35 | 立ち止まる
集中力が切れたのと、眠気に襲われたのとで、早めに用事を切り上げた。で、やっぱり潮風が恋しくなり、横浜まで来てしまった。
赤レンガ倉庫の近くで海に近づいてみたが、一向に潮の香りを感じない。もしかして、鼻の調子が悪いのか…と思いつつ、大さん橋に止まっている「飛鳥〓」という船を見に行ってみた。
建物の上のデッキに上がり、近くから見ていると本当にホテルというか、マンションというか、そんな感じがする。と、ふいに潮風が感じられた。

山下公園では、その潮風を受けてカモメがゆったり空を舞っている。それを見ながら、僕の心も少し穏やかになった。
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つながり

2008-01-27 07:25:21 | 立ち止まる
逃げ出したいと思うことはしばしばだが、勤め先に居続けられるのは、人間関係を極力排除しているのと、経済的なつながりだからだろう。まあ、後者については自分としては情けないところも感じているのだが…

その他の組織などは、人間関係でつながっている部分が大きい。だから、その関係がうまくいかなかったり、嫌になってしまった時点で、そこに向かっていく気持ちがプッツリと切れてしまう。まあ、それはいけないことでもないし、そうすることで自分を守っているところもある。

ただ、よくよく考えると、それはテレビゲームのリセットボタンと一緒だな…
で、もう一度初めてそこにそこに行った時の気持ちを思い出してみよう。
そこには、人間関係以外のつながりがあるはずだから…
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