あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

さがしもの

2010-07-15 12:55:28 | つれづれ
来月は夏休みだが、帰省する先もなく、毎年近場をうろつくばかりだ。まあ、渋滞にはまってイライラしたり、家族総出で列車に乗って出費に頭を悩ませることもないので、それはそれでいい。

先日ふと立ち寄った近所の書店で、この本ともう一冊の本を見つけた。その一冊はもう読み終えたものの感想を書けずにいる。もう一冊は今朝読み終えた。

角田光代さんの『さがしもの』は、人と本の出会いを描いた短編集だ。すべてに感情移入するわけではないが、読書が嫌いではない僕には受け入れやすい内容だった。

中でも『ミツザワ書店』という短編に出てきた「だってあんた、開くだけでどこへでも連れてってくれるものなんか、本しかないだろう」という台詞に、心の中で肯いた。

この先海外に行くことが何度かあるかもしれないが、それでも経験できないことの方が大半を占める。もしかしたら、知らなくてもいいこともたくさんあるだろうが、それでも書店に行き、自分の世界を広げてくれそうな…いや、そうでない本もいろいろかごに入れてまとめ買いをする。

そろそろそのための本選びを探しに行こうかと、考えるだけでもワクワクするのは、きっと僕も「本の虫」だからなのだろう。
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伸びしろ

2010-07-15 07:51:17 | つれづれ
ここ数日は割と早く眠ってしまう。イベントが一段落したというのが大きいが、ものすごく楽しみにしているテレビ番組がないというのも一因ではある。まあ、長く眠ったからと言って睡眠の浅さをカバーできるものでもなく、眠気は取れない。

ずっと抱えていた行き詰まり感をどうすることもできず、心の中ではもがいているものの、体が反応しない。梅雨の蒸し暑さを言い訳にしているが、それも今週末までしか使えそうになく、そろそろ動き出そうと思った。

道沿いのフェンスを這う蔓の先に若芽が吹いていた。この先どこまで延びるのかと思いながら、自分の伸びしろを考えた。
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