辛抱

苦しいわけでもないが、サウナに頼ってみることにした。夜道をとぼとぼと歩き、隣の区の銭湯まで来て、サウナに入ったのは結局10分ほどだった。露天風呂でもそう長く浸かっていられないほどの、「烏の行水」という形容詞がピッタリの僕だから、それは仕方がないのだが、懲りずにサウナを頼ってしまうのは、やはり切羽詰まっているからと言えそうだ。

帰りはバスで帰ってきた。ジュースの誘惑に負けたくなかったからだが、家まであともう少しの道のりを、果たして耐えられるだろうか。

こつこつ

ここ数日で早寝早起きが習慣化したように思っている僕は、かなりのお気楽者だと自分自身で思う。だが、この暑さがそんな僕を助けてくれているので、しばらくはこのペースを維持していけるだろう。

それにしても、梅雨明けの一言を待っていたかのように、その後連日猛暑が続いている。電車のドア脇に立っていると、ドアが開く度に熱風が襲ってくる。いろんな意味で、立ち位置を考えないといけない。

そう、今のままでいていけないと、何度思っても変えられなかった。小さな事の積み重ねでもいいから、少しずつ自分を変えていこう。