あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

夕空映えて

2010-10-01 17:52:41 | 旅する
予定より早めに小豆島を後にした。ゆっくり回れば2日でも足りないと思うが、今回はアート鑑賞が目的なので、港でおみやげを買い早々に船に乗り込んだ。

高速船に乗ろうと思ったが、フェリーを選んで正解だった。客室には売店があり、またうどんを食べたのだが、それより、甲板の上から美しい夕焼けを眺めるこという、なんとも贅沢な時間を過ごすことができた。

茜色に染まる空には、複数の機影が線を描いている。行きに機上から見た、瀬戸内を行く船影とダブる。

この景色すらアートだと思いつつ、明日もいい天気であることを願う。

お昼寝時

2010-10-01 14:23:35 | 旅する
バスを降りてからけっこう歩いた。汗ばみながら歩き続けると、今日一番の目的地である「小豆島の家」に着いた。

編まれた竹の隙間から差す日の光と吹き込む風が心地よい。しばし眠ってしまいたいが、川のせせらぎや鳥のさえずりとともに、この気持ちよさを味わいたい。

こんな部屋があったら、休日がどんなに楽しいだろう。だが、この環境あっての魅力なんだろうな。

船旅

2010-10-01 11:59:00 | 旅する
小豆島に向かうフェリーに乗る前に、待合室でソフトクリームを買った。そう、ドラマ『八日目の蝉』の最終回で、檀れいさんが立っていた場所だ。素通りするには忍びなく、また、冷たいものが欲しかった。

しばらく待ち、乗船した。岡山ルートを選んだのは、この新岡山港を通りたかったのと、もう一つ、この船「おりんぴあ・どりーむ」に乗りたかったからだ。室内には木を使った華やかなモケットを纏う椅子が並ぶ。JR九州のつばめなどのデザインを手がける水戸岡鋭治さんの「作品」だ。

出航後、売店で朝食となるうどんを食べた。食事は旅の楽しみの重要な要素だ。そう、つばめのビュフェも素敵な空間だった。

静かな船旅を期待したものの、一風変わった団体客に囲まれてしまったが、まあ、しばしゆっくりしよう。

いろあせぬ

2010-10-01 10:17:10 | 旅する
港までのバスの出発時間はまだだが、残念ながらばら寿司を食べるほどの時間はない。タクシーに乗ったら「ばら寿司食べたか」と尋ねられるかもしれないが。それでも弁当などはないかと駅の中に入ると、岡本太郎さんのレリーフが飾られていた。

彼の作品は、今でもあちこちで見られる。そして、今でも色褪せることなくその存在を示している。

だが、この作品の展示場所はなんだか寂しい。かつては目立つ位置だったのだろうが、リニューアルの影響か、片隅に追いやられた感が漂う。それでも輝いているのは、さすが岡本太郎といったところか。

現代アートの旅のはじめに、まずはミスターアバンギャルドにご挨拶といったとこかな。

朝から

2010-10-01 09:42:23 | 旅する
いつになくのんびり構えた出発だったからか、羽田空港に着いたときには、すでに搭乗手続きが始まっていた。携帯電話で搭乗する方法をすっかり忘れていて、チェックイン機で伝票を受け取っての手続きとなった。

慌てて飛び乗ったものの、離陸を待つ飛行機が渋滞し、なかなか動き出さなかった。ふと窓越しに隣の飛行機を見ると、水平尾翼の下に「JA8963」の文字があった。そう、以前も触れたことがあるが、知っている人は知っている、かつて「マリンジャンボ」として飛んでいた機体だった。もう15年ほど昔の話で、機体番号と室内のプレートにしかその痕跡はないだろう。僕が乗ったのも、トリトンブルーの標準色になってからで、そのプレートを見て気付いたんだったな。

短いが快適な空の旅を終え、遅れを気にしたが、すぐにリムジンバスに乗り込み岡山駅に向かう。最後部に座ると、天井のシャンデリアに目が止まった。このゆるい感じが心地いい…が、遊びに行く風の僕以外はほぼ全員ビジネスマンということで、差し引きゼロといった感じだ。

そうこうしているうちに、もうすぐ岡山駅に着く。朝からばら寿司はどうだろう。