あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

セピア色

2010-10-16 18:59:37 | つれづれ
たまの週末にイベントの手伝いをするくらいで、ほとんどは仕事と家事の繰り返しという日々が続く中、楽しみといえば映画や読書、そしてたまの観劇を通じて違う世界を垣間見るくらいだろうか。もっと退屈な人生を送っている人もいるだろうし、そうした人たちから見れば、贅沢だと思う。それでも、人生の大半は退屈が占めている。

だが、それは大半の人にとっても同じなのかもしれない。電車で一緒になる人々のほとんどが、少し下向きだからというのはその理由にはならないだろうが、傾向は表しているかもしれない。

そんな日常を思いがけない切り口で光を当ててくれそうなのが、今夜から始まるドラマ『Q10』だ。
『セクシーボイスアンドロボ』のオープニングのような突き抜けた感じでなくても、今回も木皿泉さんが綴るセリフに胸が高まるのだろうと、録画しておいた特番を昨夜見ながら思っていた。

そう、福田麻由子ちゃんを連ドラで見るのは久しぶりだ。確か以前ある雑誌でセクロボをお気に入りの作品だと言っていたっけ。だから、木皿さんの作品に出演する彼女も楽しみだ。

予告編の、あのセピア色に近い空を見ただけで切なくなっているような僕だから、評価は甘いのかもしれないが…

ただ、止まる

2010-10-16 07:38:11 | つれづれ
年度が替わり人も動く中、今までよりも仕事が進めやすくなっていくと期待していた。それは単に楽になるということではなく、仕事の重要性や難易度に見合った集中度を持って、その仕事に向かうことができるという意味で、結局は楽にはなる。だが、すべてが裏目に出てしまい、首が回らなくなり、ミスが増えていく。隣の部署は忙しくしているが、自分の部署を見回してもそれほどあくせくしている様子もなく、単に自分の能力不足だけが理由なのかとも思うが、それもどうなのだろう。

ふと、道端の植え込みの葉に虫が止まっているのを見つけた。ただただじっとしているだけのその姿を見ながら、僕にもそんな時間が必要なんだと思った。