あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

逃避

2011-01-17 19:23:35 | つれづれ
昨日の疲れが残っているのか、今日は仕事に集中することができず、切りのいいところで職場をあとにした。

いつものように夜空を見上げると、少し高い位置に月が輝いていた。その月と街灯とのコラボレーションに目を止めた。その瞬間、何かを考えたように思うのだが、それがなんだったのかがわからない。何も考えなかったのかもしれないが、無意識に考えたというのが何となくロマンチックで、そう思いたい。

そう思いたいのは、帰りの電車で男子高校生に囲まれているからだろうか。女子高生なら何となく会話に耳を傾けるが、このシチュエーションでは、絡まったヘッドフォンのコードを慌てて解き、ボリュームを思い切り上げ、世界を遮断してしまう。違う選択もあるだろうに、今の僕にはそんなことしかできない。
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ボランティアって…

2011-01-17 07:36:41 | つれづれ
目覚ましが鳴ったが二度寝してしまい、起きると6時を回っていた。テレビをつけると神戸・東遊園地での阪神淡路大震災で亡くなられた方々の追悼の様子が映し出された。

昨年は現地に行ったのに、今年は忘れてしまっている…訳ではない。だが、我ながら情けなく思う。

遺族の方々にとっては、15年も20年もなく、毎年、いや毎日が「その後」なのだ。そこから逃れようと自ら死を選ぶ人もいるくらい苦しい日々を、あの街で、または移住した先で過ごしている。

僕の抱える寂しさは、そのことを考えなければどうにでもなる。だから、自分の殻に閉じこもるのではなく、敢えてまた外に出て行く方がいいのかもしれない。そのことで誰か一人でも喜んでくれたり、崖っぷちから一歩でも安全なところに逃れられるのなら。それが、僕の思う「ボランティア」だ。

ただ、「ありがとう」とか、笑顔が欲しいと思うのは、ボランティアにあるまじきことなのだろうか…
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