急に降って湧いた仕事も一段落し、その前に手がけていたことの続きを…と思ったが、軽い記憶喪失に陥ったようで、なかなか思い出せなかった。先週の業務記録を辿りながら、ようやく二つ三つ片づけ始めた。
三つ目の仕事に取り掛かったのは、明日の会議に向けた確認ができず、帰るに帰れない状況の時だった。そこで、毎月一回のノルマを課された作文の構成を考え始めたのだが、それ以前に準備していたことを一旦白紙にして、降って湧いた仕事に関係することを書こうと思った。すると、何となく頭の中であれこれ繋がっていった。だが、「茶の湯」が浮かんだところで一時停止してしまった。
切りも良かったのでここらで帰ろうと書類の整理をしていると、ふとある人のことを思い出した。そして、「書ける!」という確信めいたものを感じたので、気持ちよく職場をあとにした。
とはいえ、ここからは構成力が問われる。その人のことと、書かなければならないことを繋ぐものは見つかったのだが、それで成果が保証されるものでもない。だが、その人のことが好きだというだけで、やる気と確信が湧いてくるのだから、なんだかおもしろい。そんな僕を、月は可笑しな男だと眺めているのだろうか。
三つ目の仕事に取り掛かったのは、明日の会議に向けた確認ができず、帰るに帰れない状況の時だった。そこで、毎月一回のノルマを課された作文の構成を考え始めたのだが、それ以前に準備していたことを一旦白紙にして、降って湧いた仕事に関係することを書こうと思った。すると、何となく頭の中であれこれ繋がっていった。だが、「茶の湯」が浮かんだところで一時停止してしまった。
切りも良かったのでここらで帰ろうと書類の整理をしていると、ふとある人のことを思い出した。そして、「書ける!」という確信めいたものを感じたので、気持ちよく職場をあとにした。
とはいえ、ここからは構成力が問われる。その人のことと、書かなければならないことを繋ぐものは見つかったのだが、それで成果が保証されるものでもない。だが、その人のことが好きだというだけで、やる気と確信が湧いてくるのだから、なんだかおもしろい。そんな僕を、月は可笑しな男だと眺めているのだろうか。