あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

さよなら、さよなら

2011-01-24 23:32:55 | 俯く

恵比寿ガーデンシネマが休館となるそうだ。先日ツイートで知ったのだが、昨日恵比寿に行った際に何気なく入り口に行ってみると、確かにポスターに「今週末で休館」の文字があった。

実際にこの劇場に何回も足を運んだわけではないが、印象的な作品を観たという思いはある。ちなみに、ここで観た映画を挙げると、『サマリア』、『うつせみ』、『さよなら、さよならハリウッド』、『アジアンタムブルー』の4作品だ。4作品のうち2作がキム・ギドク監督の作品というところはこの劇場の特徴を表しているかどうかはわからないが、ある時期確かにここが単館系の頂点の一つであったように思う。

そういえば、最近映画を観に行っていない。昨日観に行った『その街のこども 劇場版』はそもそもテレビドラマだった作品で、劇場は写真美術館のホールだ。魅力的な作品が少なくなっている。メジャー系にはそれなりの観客が集まっているのだろうか。だとしたら、それは「外したくない」という心理の現れのように思う。尖った作品を観ようとする人が減ったのか、それとも、作家がそんな冒険を犯さなくなったのか。

映画館が減るのは寂しいが、それよりも、ここの場合は「恵比寿ガーデンプレイス」という場所の地盤低下が気になる。来るたびに寂しくなっていくような感じがするのは、果たして気のせいか。実際にテナントが入っていないエリアもある。それは、オペラシティも同じだが。

高い賃料の影響もあるだろう。ただ、テナントの減少は訪れるお客さんの数にも影響する。次に訪れる時、ここはどんな姿になっているのだろうか…


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