あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

宛先は不明

2008-12-19 20:13:48 | つれづれ
来週はクリスマスだということは、意識しないではないが、予定がないからか、それほど重要に感じていない。それでも、毎年乗換駅でちょっと回り道をしてクリスマスグッズ売り場に立ち寄ると、心の芯がポッと温まると同時に、かわいらしい品々を手に取りながら、こちらがいいか、いやあちらがと、ニコニコしながら迷う。変な人だと思われても…いや、誰もがそんな表情なのだから。

迷った末に、明日やってくる姪のための指人形の手袋と、小さな置物を買い求めた。どちらもプレゼントように包装してもらったのだが、置物の方は出番がなさそうだ…

それでも、その日まで何だかワクワクさせてくれるかもしれない。
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感染症

2008-12-19 07:19:18 | つれづれ
世間では、暗いニュースばかりが取り上げられているように思えるほど、暗いニュースに溢れている。それは、インフルエンザ以上の速さで、人々の心に伝わり、そして感染していく。

この転換期には、きっと何らかの意味がある。もしかしたら誰も知らないのかもしれないが…

苦しいとき、その苦しさを誰かに押し付けて過ごす側にも苦しみが生じるはずだ。もちろん、平然としている人もいるのだが…
ただ、自分を犠牲にしてまで何か出来るかと問われれば、きっと答えに詰まるだろう。

背伸びはできないが、何かしたい。しなければいけない。そうは思っても、ただただ時間だけが過ぎていく。「それでいいのか?」という、次の問いを投げかけて…
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幕間

2008-12-18 07:11:05 | つれづれ
温かい朝だ、と天気予報では言っていたが、それは単に昨日と比べての事なのかもしれない。手袋をせずに歩いていたので、寒さに指先が少し痺れる。

空高く、月が輝いていた。太陽と入れ替わりに今日の舞台を降りようとするその姿は、飾り気のない美しさを湛える女性に見えた。誰かのことを想像していたのかもしれない…

その人には会えなくても、晴れたらきっと、この月には今日も会える。それでいいのかもしれない…
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冬の味覚

2008-12-17 19:48:52 | つれづれ
夏よりも秋、秋よりも冬に食欲が増す。体調もあるが、おいしいものがたくさんあることが一番の理由であろう。

あちこちの店に行けば、温かくおいしいメニューから立ち込める湯気が、道行く人の心を絡め捕ろうとしているようだ。そんな誘惑の多い路地を行くときは、「その手は喰わぬ!」と、ついつい急ぎ足になってしまうのだが、本音を言えば、わざと罠にかかりたい時もある。

さて、冬になると見慣れない缶が自動販売機に並ぶ。コーンスープやおしるこ、この前はシチューというのを発見し試してみたが、僕の口には合わなかった。

今度は、おしるこにチャレンジしてみようか…
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たんたん

2008-12-17 07:04:58 | つれづれ
日曜日と同じように冷たい空気に包まれた朝、色味をなくした街並みが、寒いと感じる心持ちに一層拍車をかける。

寂しい夜を暖め会う恋人もいなければ、熱く語り合う友もいない僕には、この寒さは辛い…ということもなく、淡々と過ごしている。が、その「たんたん」こそ寂しさそのものなのだろう。

ただ、個人で閉じているからこそ、多くの人たちとつながりあえるという面もある。ただそれは、それ程深くはない。

溺れてしまいそうなほどの付き合いに憧れないわけではないが、泳ぎの下手な僕は、キラキラ輝く水面をただたんたんと水際から見つめている。
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寄り道に

2008-12-16 07:50:25 | つれづれ
ますます寒くなる中で、空は透明感を増していく。中でも、夜明け間際の、迷いのある色合いが美しいと思う。けれども、脇目、寄り道の途中には、ささやかながらキラッと光るものに溢れている。多分それは、落葉し色味を失った木々が見せてくれているのかもしれない。

突き刺さるような寒さが鋭さを増す中、敢えて外に出る楽しみは尽きない。
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霧の中

2008-12-15 09:27:54 | つれづれ
ビルの合間を高架で抜け出した列車は、山間へと分け入った。都区部でも家々の屋根が白く、まるで雪が降ったかのように霜が降りていたが、山間では差し込んだ日差しによる霧が立ちこめ、幻想的な風景が広がっていた。

そういえば、昨秋の高知以来ゆっくりとした休みを取っていない。別に連れを探していたわけでもなく、ただただ無精であっただけだ。今日にしても理由あっての道程である。

何にしても決断力が足りない僕らしい。頭の中は、いつも霧の中だ…
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所在なく

2008-12-15 07:11:16 | つれづれ
もともと場違いな所にいることは自覚していたので、こうなることも予想の範囲内であった。なのに出掛けていったのは何らかの期待があってのことであったが、いつもながら見通しが甘いと思う。

大勢が談笑している中で一人所在なく佇んでいる時ほど、疲労が溜まるときはないと、改めて実感する。

パッと消えてしまうようなことはもうしたくない。だが、そろそろ「程よい距離」をつかまないといけないような、そんな気がする。それは、月と地球の関係のようなものだろうか。
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少し温まる

2008-12-14 22:42:02 | つれづれ
今年もこの季節が来たなあと、上を見上げながら思った。たぶんきっとまた一人で過ごす一日となるが、もうここまで来てジタバタすることもないだろう。ひとり静かに過ごす術はいくらでもある。
まあ、それでも雰囲気だけは楽しませてもらおう。

早速、今年一番のお気に入りのクリスマスツリーを見つめてみた。ほんの少し、心が温まった。
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進む先

2008-12-14 18:55:47 | つれづれ
午前まで、約束の時間が19時であることに気付かなかった。そうと知るとすぐに、それまでの時間配分を組み立て直した。

一足早く、BSで『篤姫』の最終回を観た。まずは、一年間、このドラマを見続けてきて良かったと思った。以前も書いたが、一年間見続けたのは一昨年の『功名が辻』だけだった。その時も今回も、主演女優が目当てだったが、結局ストーリーにはまっていた。特にこの『篤姫』のストーリーは、脇役の描き出しが心に響いた。それはこのストーリーに一貫して流れていた「役割」という言葉に集約されるのだろう。誰か一人欠けても成り立たない。このドラマも、そしてこのドラマが描いた「家族」も、そして仲間も…

さて、僕も自分自身の役割を認識しているつもりだが、実はずっと見失ったままのような気がする時もある。だが、そんな時も自分を信じて生きていこう。きっとそれが、僕にとっての青信号なのだから…
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