あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

便利な線と

2010-10-25 08:26:04 | つれづれ
夏から準備してきたイベントも終わり、日常のレールに戻る。かける時間を比較したら、給料をもらう仕事の方が圧倒的に長いが、かける思いの差はそれほどない。

「日常」と「非日常」という線を使うと、一見はっきりと分かれるように思うが、それらの境界は曖昧で、じつは「非日常」と括った時間も日常と入り組み、分け難いものである。

そのどちらも自分自身だとしたら、いずれは交わり、平行して進んでいくときが来るのかもしれないが、果たしてそれはいつの日だろうか。
だが、一つ言えるのは、今進めていかなかったら、交わる日も並ぶ日も結局訪れはしないということだ。。

遺してほしいもの

2010-10-24 07:38:18 | つれづれ
代々木体育館はいつみても飽きないし、どの角度から見ても魅力的だ。

有名な建築家の作品だからといって、すべてが将来にわたり保存されるわけではないし、すべてが保存に値するわけでもない。だが、この建物はいつまでも残していってほしい。

寒さ

2010-10-23 06:30:19 | つれづれ
今朝は「秋晴れ」という言葉を使っていい天気だが、寒い。毎年この時期はこれくらいの陽気なのかもしれないが、酷暑に感覚が狂わされたのだろうか。

昼間になれば少しは暖かくなるだろうが、それまでは、体を動かすなどで凌ぐかな。

迷い

2010-10-21 08:14:35 | つれづれ
あれもこれもやらねばと思うだけで気疲れし、結局何にも手を付けられないことか多い。すると、そのことがまた疲れを溜める原因となってしまう。こうしてどんどんと悪循環が続くが、どこかで断ち切らないといけない。

昨夜は帰宅後、週末のイベントに向けた資料づくりをしていた。前の晩に着手したものの、思うようには捗らず、ズルズルいきそうになっていたが、期限を考えるとそうもいかず、完璧ではないものの、まとめてオフィスに送った。

仕事もそうなのかもしれない。完璧を目指しダラダラとしてしまっていないだろうか。ある程度形が見えてきたら、判断や意見を求めていいはずだ。

止まって考えることも大事だ。ただ、そこですべての動きが止まってしまったとしたら、気持ちが重くなる。

まあ、週末に向けてあともう少し、がむしゃらに動いていくしかない。

当て所なく

2010-10-20 07:25:59 | つれづれ
昨夜は帰宅後、パソコンに向かい週末のイベントに向けて資料づくりをしていた。だが、いろいろあってなかなか思うようには進まず、結局終わらせることができなかった。頭の中では考え方は出来上がっているのだが、いざそれを資料に落とし込むとなると、そこでストップしてしまう。

ながら観をしていた『愛情物語』の、親子が打ち解け始めるところからラストまでの流れの中で、運命の残酷さをいつもながら感じる。「今」を精一杯生きるなどと教科書的な言い方になってしまうが、そんなことを観る度に感じつつ、漫然と時を過ごしている。

でも、それが僕の人生なんだなあと思えるようになりつつある。寂しいけれど、こうして生きていきながら、感じたことや気になったことを綴っていくのもおもしろいんじゃないかな。

目標がなくたって生きていけるとは思わないが、それでも、目標がなくても生きていかなければならない。

芸術の…

2010-10-19 19:41:57 | つれづれ
今夜BSハイビジョンで、映画『愛情物語』が放映される。

この作品を初めて観たのは20年ほど前、旅行に出ていたときに放映されたのを録画してだった。何度観ても、同じシーンに涙している。別に涙したいから観るわけでもないと言いつつ、2台並んだグランドピアノを演奏するラストシーンを思い出している。

さて、明後日はやはりピアノに関係する、成海璃子さんと松山ケンイチさんが共演した『神童』が放映される。こちらも以前一度観たが、2人のピュアな魅力があふれる作品だった。

そういえば、今が「芸術の秋」だということを忘れていた。

てっぱん

2010-10-18 23:42:30 | テレビを観る
秋からの朝ドラ『てっぱん』を見ながら、尾道の町を思い出していた。

尾道を訪れたのは、もう20年以上前になる。朝5時くらいに大阪駅を出て、各駅停車を乗り継いで、尾道駅に着いたのは何時頃だったろう。まだ明るいうちに港に行き、向島との間を渡船で行ったり来たりしたり、たこの天ぷらをかじりながら海を眺めたりしていた。そう、スーパーで針と糸を買った事は覚えているが、それで何を繕ったのかは忘れてしまった。

さて、そんな尾道で生まれ育った女の子が、あるきっかけで大阪に出て、様々な人々と出会い成長していくという物語は、もしかしたら前作『ゲゲゲの女房』で獲得した視聴者層には受けないかもしれないが、僕にはどストライクな展開だ。ベタな、そしてありえない話でも、見ているうちどんどんに引き込まれていった。そして、涙を誘うシーンに素直に涙を流している。

そう、主人公のあかりを演じる瀧本美織さんが魅力的だ。キラキラした瞳と、まっすぐだけど弱いところもある、そんなところに惹かれる。

そして、祖母を演じる富司純子さんがいい。優しい感じの富司さんがべっちゃーな役を演じているところが、孫とのふれあいを素直に喜べない初音の気持ちにしっくりくる。

そんな『てっぱん』を見て涙しながら、尾道へ、そして大阪へと誘うそぞろ虫の気配を感じた。

道を外れて

2010-10-18 08:02:13 | つれづれ
昨日は朝から墓参りに行った。お彼岸に行く予定が、用事やら暑さやらを理由に延ばし延ばしにしていた。そう、先週は雨が降ってしまった。

父をはじめ父方の家族が眠る墓までは、車で一時間半ほどかかる。途中の環七は慢性的に混み、イライラを募らせる。ところが、今回はナビを頼りにしてみたところ、渋滞にも巻き込まれず、所要時間も気持ち短かった。

折り返し、母方の祖父母が眠る墓に向かう。こちらは近所なので、来た道を帰る感じだったが、こちらも順調だった。

食事をとり、今度はナビに頼らず帰宅の途につく。少し遠回りになるが、谷中を抜けていくことにした。すると、数件の店で軒先に何かを飾っていたり、空き地でものを売っている様子が目に入り、裏手に車を止めてその場所に向かうと、陶器を売る店と車でパンを運んで売る店が並んでいた。
光を受けて鈍く輝く陶器が気になり、あれこれ眺めていた。作家さんと話しながら、その中の一つを選んだ。そして、ちょうど泊まりにくる姪にキャラクター顔のパンを買った。

「芸工祭」というイベントが今度の週末まで行われているという。ちょうど週末はイベントがあり行けないが、来年は早くからチェックしておこう…と、帰り道もナビに頼っていたら出会えなかっただろうと思いながら、家へと向かった。