釜山港国際ターミナルの新築移転は予想外だったが、平成28年11月6日(日)9時前に、ほぼ計画通り、釜山駅に着いた。KTX乗車券の購入窓口で、『36,200W』と示され、自分の「旅ノート」には、『29,400w』と記載していたので、思わず「高い」とシグナルを送ると、チケットの「Sun」に赤ボールペンでマークされた。日本の高速道路は、土日は3割引きになるが、韓国の鉄道は、月~木の平日が安い。「旅ノート」には、平日料金を書いていたらしい。そもそも韓国の運賃は、鉄道、バス、タクシーいずれも日本と比べると相当安い。釜山9時20分発に乗って、 約250km、1時間34分、3,415円で、10時54分大田(テジョン)に着いた。大田駅は、営業しながら新駅舎を建設中だ。公州行きバスに乗るため、「大田複合ターミナル」に向かう。少し距離があり、分かり難い場所なので、タクシー(4,200W,約400円)に乗った。韓国では、郊外バスと市内バスでターミナルの場所が違うことが多いので、要注意だ。
平成28年11月5日(土)、19時45分下関発の関釜フェリー「はまゆう」に乗って、百済(ペクチエ、くだら)への旅に出かけた。このフェリーに乗るのは、1年半ぶり。乗船客のほとんどが韓国人。個人で乗る日本人の2等客室は、ほぼ決めてあるのか、今回もNo.110。定員11名に対し6名。満室だったら寝返りも出来ないが、まず一安心した。翌朝6時半に甲板に出ると、すでに釜山港に接岸していた。釜山タワーが、前回と印象が異なり、遠くて、小さい。前回は44年ぶりの釜山で感動したから、大きく感じたのかな、と思った。8時に下船したが、ターミナルからすんなり出られない。新幹線KTXに乗るため、釜山駅に行こうと、地下鉄の中央洞駅に向かったが、どうも勝手が違って、右往左往。なんと目の前の建物が釜山駅だった。釜山港新国際ターミナルが、昨年8月に約1.5km北に新築移転していた。ようやくちぐはぐだった原因が分かった。