平成30年11月10日(土)、アンコール遺跡巡りの旅の準備を本格的に始めて1ヶ月経った。ビザは、1ヶ月前の10月11日にパスポートを郵送して申請し、15日にビザが貼付されたパスポートを郵送で受領した。申請料は送料込みで6000円だった。
以降、漢和辞典等を片手に遺跡の歴史・鑑賞ポイント、そして行程を検討してきた。
遺跡の歴史
アンコール・トムは城壁で囲まれているが、1177年チャンパ軍(ベトナム中部の王国)による占領を教訓として造られた。802年から600年以上続いたアンコール朝は、1431年アユタヤー軍(タイ中部の王国)によって滅ぼされた。昨年訪れたチャンパ王国の聖地・ミーソン遺跡、アユタヤー王室の守護寺院「ワット・プラ・シー・サンペット」等との関係性が少し分かった。
鑑賞ポイントの主なキーワードは次のとおり。①環濠(かんごう)・・・寺院を取り囲む濠(ほり) ②破風 (はふ) ・・・屋根の下の三角 形の壁 ③塔門(とうもん)・・・門の上に塔が付属している門 ④祠堂(しどう)・・・神や仏を祀るほこら ➄楣石(まぐさいし) ・・・出入口の開口部のすぐ上にある水平の横架材 ➅基壇(きだん)・・・塔堂の基礎部分 ➆デヴァター・・・女神 ⑧ナーガ・・・蛇神 ➈アプサラス・・・天上界の踊り子 ➉バライ ・・・ 灌漑用貯水池
行程の最大のポイントは、カンボジアからタイへ陸路で国境を越える手順。タイからカンボジアへ国境を越える情報は多いが、逆は少ない。初めて訪れる国で、しかも陸路の国境越えは生まれて初めて。不安ではあるが、楽しみでもある。
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