ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

高山・上高地旅行 その6 番外編

2006-08-20 | 日々のこと。
上高地では可愛い花がたくさん咲いていました。


         キバナノヤマオダマキ




          ホタルブクロ




           ヤマアジサイ




           何かなあ?




うまく撮れてたのはこれだけでした。残念。


生き物も撮りましたよ~。


           明神池の岩魚




       梓川の鴨




あと猿やキツツキも見ましたよ。
鳥や植物に興味のある人には、宝の宝庫でしょうね。

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高山・上高地旅行 その5 最終日・・・

2006-08-19 | 日々のこと。
天気予報では台風が近づいているとのこと。
今日の予報もマーク。
こればかりはしかたないよな~(私、雨女だし)とあきらめていたのに、5時過ぎ目を覚まして窓を少し開けてみると・・・。

あのオレンジ色は何?

・・・おおっー!焼岳に朝日があたって、上のほうがオレンジ色に輝いているではありませんか!
ええーーーっ!なんだ。
ということは、朝日が見える!?

旅行先では朝日、夕日を見るのが楽しみな私。
顔も洗わずあわてて外へ。
山々にかくれて昇る朝日は見えませんが、空は雲ひとつなく真っ青。
穂高も焼岳も、くっきり美しく見えます。


             穂 高





             焼 岳




6時に起きて朝の散歩をする予定でしたが、急いで部屋にもどり家族を起こしました。
この風景を子どもたちにも見せなくちゃ!

普段、人の流れのとぎれることのない河童橋も、早朝だとカメラを持ってシャッターチャンスを狙っている人たちだけ。
朝日を浴びて、山々がだんだん明るくなってきます。
空気はひんやりと冷たく、長袖のカーディガンをはおっていても日陰では少し寒いくらいでした。

朝のこの静かなひと時を味わいたいために、わざわざ上高地に泊まることにしたのですが、こんなにお天気もよくて、山々も美しくて、本当に感激しました。
今なら青空の下で大正池を見ることができるなあ、とも思ったのですが、昨日の足の疲れがとれてなくて、あまり歩けそうにありません。
往復2時間はとてもムリなので、しかたなくあきらめました
(おとーさんはランニングでもしたそうだったけど)

で、小梨平あたりで花の写真を撮ったり、ビジターセンターへ行ったり、人の少ないうちにおみやげを買ったりしました。
バスが到着し始めたのか、河童橋付近が賑やかになってきました。
ふと穂高に目をやると、頂上はもう雲に隠れています。

そろそろ上高地を出発する時間が近づいてきました。
荷物を持って、バスターミナルへ。
途中で、最後に梓川に足をつけたい、ということで、階段になっているところを見つけ川に下りました。

さあ、ここで、またまた「がまん大会」で~す。
シューズを脱いで、ジーンズの裾まくって、梓川に足をぼちゃん
いや、私は見てるだけ~。
(人通りが多いから、恥ずかしくて他人のふり

次女が「ひゃ~、冷たい!」とすぐ飛び出し、「この川で泳ぎたい」とずっと言ってた長女さえ、さすがに冷たすぎたようで、最後までがまんしてたのはおとーさんでした。

通りかかった若い女の人が、自分も、と足をつけられたのですが、あまりの冷たさにびっくりされていました。
その川に足をつけてるおとーさんを、あきれたように見てましたっけ・・・

下界に降りたら、この水の冷たさがなつかしくなるのでしょうね・・・。




この、美しい風景ともお別れです



      


バスに揺られて再び高山へ。
暑い、暑い、とふ~ふ~言いながら、上三之町をぶらぶらしました。
子どもたちがほしがってた「さるぼぼ」も買い、飛騨牛の串焼きやみたらし団子を食べ、帰りの電車用の冷えたビールも買って駅へ。

ところが!
信号機の故障で、帰りの特急がいつ出発できるかわからないとのことで、改札口はすでに長蛇の列。
それでなくても京都駅で乗り換えの時間が9分しかないというのに、ここで遅れたらもう間に合わないよ~

30分ほど待ったでしょうか。
15:42発のワイドビューひだが10分近く送れて、やっと出発しました。
行きと違って、帰りは京都まで直通です。
途中雨が降りだすかな、と心配しましたが、草津あたりできれいな夕陽まで見ることができました。




ただ東の方は不気味な曇り空で、台風が東海地方を襲ったのをあとで知りました。
特急も遅れを取り戻し、無事帰りの電車に乗り継いだのに、その電車が7分遅れて21:19着。
あ~、あとは、閉めきって蒸し暑~い空気が澱んでいるであろう我が家へ帰るだけ。
みんな、お疲れさ~ん!





真ん中のふたつが高山名物「さるぼぼ」




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高山・上高地旅行 その4 大正池

2006-08-17 | 日々のこと。
河童食堂で遅めの昼食をすませ、いったんロッヂに戻りました。
靴下脱いで、畳の上にごろんと寝ころんだら、「もう、歩きたくないよ~」と身体のあちこちから悲鳴が・・・(最近、運動不足だったから)。
しかし。
せっかく上高地まで来たのに、大正池を見ずして帰るわけにはいきません。


30年前、初めて大正池の畔に立ったとき、今まで見たことのない不思議な風景に惹き付けられました。
青い湖面に、突如姿を現している立ち枯れた木々。
ここは、焼岳の噴火で梓川が堰き止められてできた池なのです。

命を枯らし、湖面に突っ立っている木々は、孤独で物悲しい存在でありながら、時の流れのなかで、いつのまにかすっぽりとその風景に溶けこんでしまった、そんな感じです。


疲れ気味の子どもたちにはっぱをかけながら、ロッヂを出てそのまま右岸を歩くことにしました。
夕方になり雲行きもあやしくなってきました。
ときおりゴロゴロと雷鳴が・・・
こんな山の中で、夕立にあったらこわいよ~と内心おびえながら、それでも、ここまで来て引き返すわけには行かない!と先へ進みます。

ウェストン碑(日本アルプスを世界に紹介した人)を通り過ぎ、田代橋を渡ってしばらくすると、コンコン、コンコン、と何かが木をつつく音。
前を歩いていたご夫婦が指差してる方向を見ると・・・、キツツキでした。
姿を見るのは初めて!
遠すぎて写真にとれませんでした。残念。

曇っているせいか薄暗く、人影もまばらで、おまけにあいかわらず山の方からゴロゴロ聞こえてきます。
だんだん疲れて無口になってきたころ、田代池に到着。
もやがかかって、幻想的でした。


              田代池




そして、ようやく大正池に着きました。
残念ながら、私が思い描いていたように青空の下で見ることはできませんでしたが、夕暮れの大正池は人影も少なく、静かで、湖面にもやが立ちはじめ、神秘的な雰囲気が漂っています。


              大正池




ただ、以前見たときより池が小さくなって、枯れ木も少なくなったような気がしました。
どうやら私の錯覚ではなく、周囲の山から土砂が流れ込み、どんどん縮小しているそうです。
私の記憶では池の真ん中に立っていた枯れ木のところにも、今ではひょいひょいっと、砂や石を渡って行くこともできました。
何十年か何百年か先に、この美しい池も姿を消してしまうのでしょうか。
そんなことはおかまいなく、鴨が水辺で羽根を休めたり、湖面を気持ちよさそうにすいすいと泳いだりしています。

ふと見ると、水辺にいる鴨のほんの1メートルくらいのところで、長女が鴨とにらめっこして(あるいは見つめあって?)いました。
なかなか自然と共存するのが上手な子ですねー



        


夜にはナイトウォーキングなどもあったようですが、さすがにもう歩けません。
せめて星だけでも見ようと表に出ると、山々の間をぬってまあるいお月様が姿を現しました。
カーディガンをはおり、懐中電灯を持って、河童橋まで行ってみました。

日中の賑わいも今はなく、暗闇と静寂の中、梓川の流れる音だけが心地よく響いています。
満天の星を期待したのですが、月が明るすぎてそれほどたくさんは見えませんでした。
それに、周囲をこれだけ高い山々に囲まれていると、夜空が狭く感じられるのはしかたないですね。


長い、長い一日が終わろうとしています。
さすがに今夜はぐっすり眠れそう・・・

  続く・・・








   




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高山・上高地旅行 その3 明神池

2006-08-16 | 日々のこと。
昨夜はぐっすり、というわけではなかったけれど(枕が変わると寝付けない人)、上高地行きのバスが早いので、朝一番乗りでレストランへ。
朝食は子どもたちの希望通りバイキングなんだけれど、あまりゆっくり味わってるひまもなく、そそくさと出発の準備。

これがいけなかったのか、先におとーさんとバス停へ並びに行った次女が「お腹痛い」とうずくまっていたのです。
それでなくても車酔いする次女。
このバスを逃すと上高地行きの直通は午後までなく、これは困ったな・・・と心配したのですが、おとーさんがコンビニで胃薬を買ってきてくれたので、とりあえずそれを飲ませました。
少しラクになったのか、「iPod聴きながら寝てる」というのでバスに乗り、なんとか出発することができました。やれやれ。


高山からバスで約1時間半。
急勾配の釜トンネルを抜け、焼岳や大正池が見え始めるともう上高地のバスターミナルはすぐそこ。

上高地ではマイカーの乗り入れが禁止されています。
車で行くと、途中でシャトルバスやタクシーに乗り換えなければいけません。
それくらい環境保護に気を使って、美しい自然を残す努力をしているわけですね。

そのおかげで梓川は30年前と同じように澄んでいるし、木立にはゴミひとつなく、鳥が囀り、可憐な花があちこちに咲いています。
涼しくて、吹く風は爽やかで、もう別世界!

バスターミナルから河童橋まで行く途中、梓川に手を浸してみましたが、その冷たいこと。
少し雲が出ていて、穂高のてっぺんは隠れていました。残念。
ハイシーズンだけあって、河童橋あたりはもう観光客や登山者でいっぱいです。

荷物をロッヂに預け、まずは明神池へ向かってスタート。
緑の木々がとても美しいでしょう?





明神池までは初心者コースで、1時間ちょっとで行けるのですが、これがけっこうしんどい。
右手に時おり姿を見せる梓川の美しいこと。
疲れが癒されます。
何箇所か渓流があって小さな橋を渡るのですが、そこだけひやっと冷気が漂って、天然の冷蔵庫みたい。

ようやく嘉門次小屋が見え(岩魚の塩焼きがおいしそう)、穂高神社奥宮に到着。
拝観料を納め、明神池を散策しました。


      明神池




「神の降りたる地」といわれたように、荘厳な雰囲気が漂います。
一之池、二之池があり、足元がわるかったのですが、行けるところまで奥へ進みました。
そこで休憩。ふぅ~。
池のふちにある石にこしかけ、水の中に手を浸すと、これがまたすごーく冷たい!

はい、ここで「どれくらいこの水の冷たさにがまんできるか」がまん大会を行いまーす。よ~い、はじめ!
真っ先にねを上げたのは私です
手首まで水につけるという条件でしたが、冷たくてじんじんしてきて10秒くらいで限界。
熱いのは平気だけど、冷たいのは苦手(冷え性だし)。
一番は長女で、30秒くらいつけてました。というか、そこでやめさせました。

リュックにビールをごっそり(?)背負っていたおとーさん。
この冷たい水を見逃すはずありません。
(このあたり、長年のアウトドアで培ってきた知恵とでもいうのでしょうか)
スーパーの袋を池の中にぼちゃん。
冷たい池の水でビールを冷やしなおすわけですね
(知恵というより、冷えたビールを飲みたいという執念?)
なんと、重いのにこの「明神池の冷たい水とビール入りスーパーの袋」を、河童橋まで持ち歩きましたよ。
恐るべし、のんべえの執念!


余裕があればこの先徳沢まで、とも思っていましたが、とんでもない。
お昼も過ぎて、お腹ぺこぺこ。
河童橋にもどることにしました。
帰りは明神橋をわたって、反対側の梓川左岸を歩くことにします。


              明神橋




こちらは道幅も広く、歩きやすくて50分ほどで河童橋に到着。
登山者でしょうか、大きなリュックを背負った人たちが、たくさん明神池の方に歩いて行くのに出会いました。

  続く・・・








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高山・上高地旅行 その2 高山散策

2006-08-13 | 日々のこと。
8:26発の特急でまず京都へ。
京都から新幹線で名古屋へ行き、そこから「ワイドヴューひだ」に乗って高山に到着したのが14:19。
名古屋で1時間近く待ち時間があったものの、遠かった~~~。
地図上だと、直線距離で近いような気がしたのに(って、あんまり意味ないですけど)。

高山までは線路に沿って飛騨川が流れ、だんだん山深くなっていき、山が重なって迫ってくるようです。
今どき日本全国どこも同じだなあ、と思っていましたが、その地方独特の風景にも出会えるものですね。

高山はこじんまりとした小さな町。
だから、ぶらぶら歩きながら観光するにはちょうどです。
ただ、日中はやっぱり暑かった・・・
夕方になると通りに打ち水がされ、吹く風もひんやり。
青色の朝顔が涼やかでした。

あまり時間もなかったので、古い町屋の日下部民藝館と、からくり人形が展示してある獅子会館だけ見学することにしました。


 日下部民藝館 囲炉裏のある台所




 土間から見た土蔵


ここで、冷たい麦茶とおせんべいを頂く


古いどっしりとした建物で、もちろん真夏といえどもエアコンなんてありません。
汗を拭き拭き見学したのですが、がまんできないほどではなく、昔の日本の家屋は真夏でもけっこう過ごしやすかったんだ、と実感。

獅子会館では、からくり人形の実演を見ました。
以前六甲のオルゴールミュージアムで、音を奏でながら動く人形を見たことがありますが、それに比べると人形がちょっと安っぽい感じ・・・
期待してただけに、少し残念でした。


その後、古い町並みのある三之町でショッピング。
七夕祭りということで、あちらこちらに短冊をさげた笹が飾ってありました。





古い佇まいなのに洒落たお店も多く、子どもといっしょにあっちうろうろ、こっちうろうろ。
そんな私たちについて来るおとーさんが、所在なさそうで少しかわいそうでしたが・・・。

子どもたちはそれぞれ、お気に入りのアクセサリーを買いました。
今まで、どちらかというと、こういうことに興味のなかった(ように見えた)子どもたちが、迷いながらも気に入ったのを見つけ、うれしそうにしているのを見ると、ああ女の子だなあと微笑ましく思えました。
まあ、これが度を過ぎても困りますけどね。

6時ごろ、そろそろお店も閉まりかけて、ホテルに戻りました。
お腹ぺこぺこ。
そのままレストランへ直行。
子どもの希望通り、今夜は一応フランス料理
デザートまでしっかりいただきました。

ホテルの中にいろんなお風呂があったようですが、私は疲れて部屋のお風呂ですませました。
おとーさんと子どもたちは、温泉のはしごをしたようです
う~ん、ちょっと残念。

 続く・・・













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