熊本熊的日常

日常生活についての雑記

年度替わりのころ

2006年04月01日 | Weblog
毎年この時期は眠い。今日もほぼ半日寝床にいた。

「エターナルサンシャイン」はおもしろかった。誰もが安穏を欲しているが、それは容易に手に入るものではない。心を乱す思い出したくもない記憶を消すことができたとしても、思考のパターンが変わらなければ人は同じような歴史を繰り返す。良いことも悪いこともすべてひっくるめて自分の人生として受け容れる度量がなければ、心が安らぐことなどあり得ない。

このところ映画の選択にはずれがない。「エターナルサンシャイン」というタイトルはポープの詩からの引用であると知り、早速、ポープの詩集を買いに紀伊國屋へ走った。

夜、長い付き合いの友人から電話。今度こそ本気でマンションを買おうと思うんだけど、との相談。そんな必要は全く無いのだが、一人暮らしというものがしてみたいのだという。人生の折り返しを過ぎると、生活の大転換を図ってみたくなるものなのだろうか。

いつも行くプールは今日から民営化。といっても何が変わったということもない。監視員のシャツが、少し立派になった。