熊本熊的日常

日常生活についての雑記

陶芸教室

2006年10月03日 | Weblog
今日、陶芸を習い始めた。流通系のカルチャーセンターに通うのだが、陶芸には専用の部屋が用意されており、それなりに歴史を感じさせる雰囲気である。教室では生徒がそれぞれに自分で考えた作品を製作し、それを先生が見てまわりながら個別に指導する。3ヶ月が一単位になっており、今月の新入りは私だけだ。全くの初心者が最初に取り組む課題は、手びねりで飯椀を作ること。

先生から土を渡され、作り方について一通りの説明を受ける。最初は土に慣れることが目的なので、細かいことは気にしなくてよいとのこと。今日のところは椀の原形を完成させた。これを乾燥させて、来週は削って成形するのだそうだ。その後、素焼き、汚れ落とし、撥水剤塗布、下絵付け、施釉、本焼き、上絵付けを経て完成となる。この間、約1ヶ月。

無心に土をいじっていると妙に心地よい。出来上がりのイメージはあるが、上手く作ろうという気持ちは無い。こうやって作ったものが、どのような姿に仕上がるのか、興味津々である。とはいえ、当面の目標はシンプルで使いやすい器を作ることである。