熊本熊的日常

日常生活についての雑記

仮決め

2016年06月12日 | Weblog

前回の作品展から5年が経過し、陶芸作品の在庫がだいぶ積み上がってきたので、そろそろ頒布会を開くことにした。私の場合は集客力のある場所に寄生して、その場所に用があってきた人にもののはずみでうっかり買ってもらうというようにしないと販売できない。だから場所が極めて大きな意味を持つ。知り合いの人にそんな話をして紹介していただいたところを昨日訪ねてみたのだが、どうもしっくりこなかった。今日は5年前にお世話になったギャラリー・カフェにお邪魔して、ランチをいただきながら様子を拝見し、ギャラリー部門の担当者とお話させていただいた。オーナーは同じだが、5年前と違ってオーナーは店舗の運営から退いて左団扇の生活に入り、カフェ部門とギャラリー部門を分けて担当者を置いている。それでも、どちらも当時と変わらぬ心地よい雰囲気が漂っていて、今回の頒布会もここにお世話になることにした。ギャラリーの空き状況と自分のほうのスケジュールとの兼ね合いで、とりあえず来年3月8日水曜日から12日日曜日までの5日間ということで会場を仮予約してきた。

前回は作品を並べてみたら思いの外スカスカで、せっかくお買い上げいただいたものを会期終了まで展示させていただいて、会期終了後にお届けすることになってしまった。今回はそういうことがないよう、十分に作品を用意している。さらに、妻も自分で作った日本刺繍の小物を並べたいと言っており、家具の製造販売をしている義父や義弟にも小物をだしてもらおうかなどと話をして、万全の体制を整えているつもりである。なによりも、会期まで9ヶ月あるので、その間に私のほうの在庫も積み上げることができる。なにはともあれ、しっかりと準備をして足を運んでいただいた方々に失礼のないようにしないといけない。