宿から職場まで徒歩10分程度だ。職場の入っているビルの近くに従軍慰安婦像があった。朝鮮、中国、フィリピンの3バージョンあり、像近くに設置されたスピーカーから女性の声で、たどたどしい日本語で、いかに自分が酷い目に遭ったかということを語る音声が大きな音量で流れていた。像の背後には尖閣諸島が中国領であることを訴えているらしい横断幕などがかかっている。昼間は人通りが多いので、像の写真を撮影するすることはなんとなく憚られ、出勤途上で撮影した。さすがに人通りの少ない時間帯には音声は流れていない。ただ素朴にこういうものなのかと思った。