今回はひとつ500円のコーナーを設けた。前回までは大きさや形にかかわらず1,000円を基本にしており、サイズの大きなものを2,000円や3,000円にしていて、小さなものは特別扱いをしていなかった。今回は猪口やぐい呑のようなものを集めて「ひとつ500円」ということにしたのである。その500円コーナーのものはこの3日間で3個売れた。こういうところで買う人は値段で買うわけではないので、安くしたからといって売れるものでもないだろうと思っていたが、その通りだ。
昨日読み始めた圓生の『寄席育ち』は早くも読了。今日は来客2名。ふたりともこのギャラリーの運営を任されている人の知り合いだ。ギャラリー運営担当者を訪ねて来る人が何人かあり、階下の旧カフェでおしゃべりをして帰っていく。小さな空間なので、その会話が自然に耳に入ってくるのだが、これがなかなか面白い。特に、今日は自分で窯を持って陶芸をしている人がいて、その作家としての悩みのような話は大変参考にもなった。