熊本熊的日常

日常生活についての雑記

「子別れ」に弁松の弁当

2017年08月20日 | Weblog

午後、東京国立博物館でタイの仏像を拝んでから、鈴本に行く。タイの仏像展「タイ 仏の国の輝き」は先月、友人のS君と観たのだが、うっかり前売り券を余計に買ってしまったので、今日は妻と観てきた。

鈴本は寄席だがこの中席夜の部は「さん喬 権太楼 特選集」と題した特別公演で、団体でなくとも席の予約を受け付けていた。それをたまたま妻が見つけて予約したのである。トリを交替で務める柳家さん喬と柳家権太楼だけネタ出しがしてあり、今日は権太楼が「短命」でトリのさん喬が「子別れ」だ。「子別れ」の前段にあたる「強飯の女郎買い」という噺に弁当が登場する。そのことは昨年6月27日付のこのブログに書いた。「子別れ」のほうには登場しないのだが、夜の部なので弁当を買って小屋に入ろうということになり、上野へ来る途中に新宿の伊勢丹に寄って弁松の弁当を買ってきた。昨年6月に福島原発方面へ出かけた折には「並六」だったが、今日は弁当を選ぶときに昼食後で満腹だったので「並六」よりも量が少ない「赤詰」にした。毎日食べたいとは思わないけれどもたまに無性に食べたくなるものというのがあったりするが、弁松の弁当は私たち夫婦にとってはそういう類のものだ。

本日の番組

柳家小傳次「仏馬」
鏡味仙三郎社中 太神楽曲芸
柳亭左龍 「長短」
橘家文蔵 「寄合酒」
柳亭市馬 「雑俳」
ぺぺ桜井 ギター漫談
柳家喬太郎 「同棲時代」
露の新治 「七段目」
  (中入り)  
伊藤夢葉 奇術
柳家権太楼 「短命」
林家正楽 紙切り 「娘と花火」「相合傘」「パンダ」
柳家さん喬 「子別れ」

開演 17:20  終演 21:10


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