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万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

日本人の反発を招いた韓国の序列意識

2014年08月21日 15時28分16秒 | アジア
ヘイトスピーチは「暴力」=日本政府に懸念続出―国連委(時事通信) - goo ニュース
 国連の人種差別撤廃委員会では、日本国に対してヘイトスピーチを取り締まるべく勧告する方針と報じられています。刑法上の禁止行為を叫ぶ行為は、確かに問題はありますが、在日韓国・朝鮮人に対する日本人の反韓感情の大半は、単純な差別意識からではなく、政治的な批判や社会的な価値観の違いから生じています。

 政治的な批判は、本国である韓国の政府による竹島の不法占拠、慰安婦問題の誣告、徹底した反日教育といった日本国に対する侵害・敵対行為を上げることができますし、日本国に居住する在日韓国・朝鮮人に対しては、戦後の混乱期において暴虐の限りを尽くしながら、日本国内における特権的な優遇措置を受けている現状に求めることができます。これらの政治・社会問題に対して、一般の日本人が、韓国を批判し、是正を求めることは、日本国民の当然の政治的権利であり、また、言論活動でもあります。日本国内において、国連の韓国よりの勧告に反発し、ヘイトスピーチ規制法に対する反対の声が強いのは、こうした日本人の当然の自由や権利さえ、抑圧される懸念があるからです。一般の日本人からしますと、韓国や韓国人にこそ非があるのですが、国民性から分析してみますと、朝鮮半島には、儒教と道教が混在した独特の序列意識があるようです。韓国の国旗は太極旗ですが、これは、陰陽思想を表しており、宇宙や万物の生成を陰と陽の循環で説明するものです。儒教的な序列意識と陰陽思想が混合しますと、序列もまた循環するという奇妙な世界観が生まれます。上の位もやがて下の位になり、それが永遠に繰り返されると…。この俗化した世界観を日韓関係に当て嵌めますと、かつて日本が朝鮮を統治し、上位にあったけれども、陰陽思想に従えは、時間の経過とともに韓国が日本国に対して上の位となるのは当然とみなすことになります。これに形式主義に堕した儒教の序列意識が加わりますと、上の者は下の者を虐げても構わないことになるのです。国際社会においても、日本国内においても、根拠もなく韓国や韓国人が傲慢な態度をとるのは、韓国特有の世界観が影響しているかもしれないのです。国連人種差別撤廃委員会は、人種や民族等の平等の実現を目的とする機関なのですから、韓国の差別的な世界観こそ問題にすべきです。

 そして、何よりも問題なことは、儒教と陰陽思想の合わさった朝鮮半島の世界観には、対等や平等という価値が抜け落ちていることです。陰陽は常にどちらかに偏るのですから。国連人種差別撤廃委員会は、日本国に対して対韓ヘイトスピーチの規制を求めるよりも、韓国に対して対日ペイとスピーチの規制を求め、かつ、国際社会における主権平等や国民対等といった人類共存のための価値を理解し、実践するよう諭すべきではないでしょうか。

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コメント (2)
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