万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

秋篠宮“眞子さん”の驚愕婚約会見-深刻な太陽と月の関係の逆転劇

2017年09月05日 14時47分41秒 | 日本政治
【眞子さまご婚約】経済効果1000億円?、結婚数2万組増予測
 今月3日、九州北部で発生した水害のため延期されていた秋篠宮“眞子さん”と小室圭氏との婚約会見が開かれ、両家の縁組は正式に内定したようです。“眞子さん”が一般の私人であれば祝福すべき慶事なのでしょうが、将来、皇籍を離脱するとはいえ、現時点では法的には公人であるために、マスメディア等の祝福一辺倒の報道ぶりには疑問を感じざるを得ません。

 とりわけ、同会見で驚かされたのは、両人がそれぞれを太陽と月に喩えあった件です。日本国の伝統によりますと、皇祖神は太陽神である女神、天照大神ですので、国民の多くは、仮にも太陽と月の関係に喩えるならば、当然に、皇族の側が太陽であると考えるはずです。ところが、同会見では、両人は、“眞子さん”が小室氏を太陽に喩えて褒め称え、小室氏もこの発言を受けて“眞子さん”を月として応えているのです。

同会見は即興であるはずもなく、ましてや、太陽と月の構図が最初から設定されていなければ、太陽と月が一対を成すはずもありません。練りに練られた原稿を両人が丸暗記し、会見中の仕草まで専門家から指導を受け、会見に臨んだものと推測されるのです。どこか不自然さを感じさせたのは、それが準備され、演出された“皇室劇”であったからなのでしょう。また、同婚姻について、殊更に、関係者たちが“本人の意思の尊重”を強調したのも、組織性を隠すための煙幕であるのかもしれませんし、「眞子本人の意思によって選ばれたのであるから、国民は文句を言ってはいけない」という小室氏の開き直りであるのかもしれません。

 いずれにいたしましても、この婚約会見は、何らかの組織によって、太陽と月の立場の逆転を国民に向けて宣言するために設けられたとしか言いようがないのです。そしてさらに疑問となるのは、小室氏が象徴する“太陽”とは、一体、何なのか、ということです。両人の説明によりますと、全く偶然に海外留学の説明会であったとされておりますが、それは、事実なのでしょうか。小室氏については、徹底した箝口令と情報統制が敷かれており、ネット上では、父と祖父の自殺、母親のカルト系新興宗教団体への入信と奇行、そして、在日韓国・朝鮮人の家系ではないか、とする疑惑が渦巻いております。太陽の擬人化と言えば、まずは北朝鮮や創価学会等のパーソナル・カルトが思い浮かびます。

婚約会見にあっても、小室氏の出自に関する具体的な情報が皆無であったため、今一つ祝賀ムードに欠けるのも、小室氏の出自不明の怪しさ以上に、その組織の不気味さにあるのではないでしょうか(国民に隠さなければならない組織なのでは…)。言い換えますと、確かな情報が乏しい中、両人が、敢えて太陽と月に言及したことこそ、抽象的ではありながら、同婚姻における組織的背景を推測し得る根拠を残したとも言えます。

 ‘皇族’の出自不明問題と姻族による‘皇室’乗っ取りという悪しき前例は、既に東宮家と小和田家との縁組が示しております。小室氏と小和田氏が、同じ組織に属しておりましたならば、事態はさらに深刻です。

小室氏に関する情報隠蔽に対しても、個人情報であるから詮索すべきではない、とする意見も聞かれます。しかしながら、仮に同婚姻が個人レベルの問題であるならば、宮内庁が敢えて会見を開く必要もなかったはずです。婚約会見とは、国民に対して新たな‘皇族の縁者’をお披露目する場であるのですから、小室氏が何処の何者であるのか、について個人情報を含め、包み隠さずに誠実に国民に知らせるべきではなかったかと思うのです。にも拘らず、宮内庁は、天皇の正統性をも支える神道の伝統に反し、太陽と月の関係を逆転させる問答を敢えて準備したとしますと、宮内庁までもが、小室氏を陰で支える何らかの組織に乗っ取られている可能性が高くなります。果たして、Let it beの先には、何が待ち受けているのでしょうか。

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コメント (20)
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