前原氏「希望に合流」表明=民進、常任幹事会で了承【17衆院選】
衆議院解散を機に、先日、希望の党が小池百合子東京都知事を代表として発足しました。時を置かずして、党勢の退潮傾向に歯止めがかからない民進党が同党への合流を表明し、政界再編に向けて日本国の政治体制の流動化が加速しています。
あれよあれよという間に、自民党対希望の党という対立構図が形成され、“危機突破解散”であったはずが、“政権選択選挙”とまで称されるようになりました。しかしながら、この急速な動き、背後で日本の政治家達を上部から操る糸が見え隠れするのです。
小池氏の政治手法は、東京都知事選からして、フランスのマクロン大統領と瓜二つでした。既成政党の不人気を追い風にし、政界における新風を求める有権者の期待を集めて選挙に勝利し、その勢いを勝って議会選挙を制する手腕は、見事と言うよりも計算され尽くされたかのようです。小池氏も、柵に囚われない政治の実現を強調し、‘日本をリセットする’と主張しております。旧態依然とした頭の固い“古いタイプの政治家”に対峙し、颯爽と登場するヒーロー、あるいは、ヒロインの方が、選挙においては有権者の心を掴みやすいのです。こうした劇場型の演出は、小泉元首相の手法とも共通しております。
ここで一つ、指摘し得ることは、目下の一連の政界再編の動きは、表面的には目まぐるしい離合集散ぶりを呈して混乱しているように見えながら、その実、二大政党制への転換を終着点にしているのではないか、ということです。つまり、個々の政党やキーパーソンとなる政治家達が、個々別々に判断、行動しているように見えながら、大局的に見れば、そこには一貫した計画性が推測されるのです。小池氏は、東京都知事選を利用して二大政党制の一翼を担うべく新党の結成を準備し、民進党の前原代表がほぼ独断で解党を決定し(そもそも、党代表に“解党権”があるのでしょうか…)、日本の心の中山代表は、希望の党に保守色を加えるために自ら離党して参加し、自民党さえ、二大政党制への道を敷くべく、都知事選から日が浅く、国政での新党躍進の機運が萎まないこの時期に、敢えて衆議院を解散したのかもしれないのです(あるいは、小池氏が公明党の山口代表を首相候補に挙げたのも、この計画にその名があったかもしれない…)。そして、たとえ日本国に二大政党制が出現したとしても、この計画が外部による日本支配プロジェクト、即ち日本改造計画の一環である限り、一般の日本国民は、どちらの政党を選んでも不利益を被るように巧妙に操作されることでしょう。
二大政党制へとひた走るこれらの動きは、単なる偶然の一致なのでしょうか。折も折、米軍による空爆の可能性が高まる北朝鮮問題のみならず、10月18日には、中国において習近平独裁体制の成立が予測される中国共産党大会(第十九次全国代表大会)が控えており、東アジアには、不穏な空気が漂っています。何れにしても、日本国内の動きの背景には、強引に日本国を二大政党制に移行させたい何らかの国際勢力の思惑が動いている気配があり、一般の国民の多くは、国民不在の政界再編に困惑しているのではないでしょうか。仮に上記の推測が正しければ、日本国の独立性、並びに、民主主義は重大な危機を迎えます。とは言うものの、政界の動きのあまりの不自然さに同計画に気が付く国民も多く、今後、計画者が描いたシナリオ通りに進むのかは分からないと思うのです。
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衆議院解散を機に、先日、希望の党が小池百合子東京都知事を代表として発足しました。時を置かずして、党勢の退潮傾向に歯止めがかからない民進党が同党への合流を表明し、政界再編に向けて日本国の政治体制の流動化が加速しています。
あれよあれよという間に、自民党対希望の党という対立構図が形成され、“危機突破解散”であったはずが、“政権選択選挙”とまで称されるようになりました。しかしながら、この急速な動き、背後で日本の政治家達を上部から操る糸が見え隠れするのです。
小池氏の政治手法は、東京都知事選からして、フランスのマクロン大統領と瓜二つでした。既成政党の不人気を追い風にし、政界における新風を求める有権者の期待を集めて選挙に勝利し、その勢いを勝って議会選挙を制する手腕は、見事と言うよりも計算され尽くされたかのようです。小池氏も、柵に囚われない政治の実現を強調し、‘日本をリセットする’と主張しております。旧態依然とした頭の固い“古いタイプの政治家”に対峙し、颯爽と登場するヒーロー、あるいは、ヒロインの方が、選挙においては有権者の心を掴みやすいのです。こうした劇場型の演出は、小泉元首相の手法とも共通しております。
ここで一つ、指摘し得ることは、目下の一連の政界再編の動きは、表面的には目まぐるしい離合集散ぶりを呈して混乱しているように見えながら、その実、二大政党制への転換を終着点にしているのではないか、ということです。つまり、個々の政党やキーパーソンとなる政治家達が、個々別々に判断、行動しているように見えながら、大局的に見れば、そこには一貫した計画性が推測されるのです。小池氏は、東京都知事選を利用して二大政党制の一翼を担うべく新党の結成を準備し、民進党の前原代表がほぼ独断で解党を決定し(そもそも、党代表に“解党権”があるのでしょうか…)、日本の心の中山代表は、希望の党に保守色を加えるために自ら離党して参加し、自民党さえ、二大政党制への道を敷くべく、都知事選から日が浅く、国政での新党躍進の機運が萎まないこの時期に、敢えて衆議院を解散したのかもしれないのです(あるいは、小池氏が公明党の山口代表を首相候補に挙げたのも、この計画にその名があったかもしれない…)。そして、たとえ日本国に二大政党制が出現したとしても、この計画が外部による日本支配プロジェクト、即ち日本改造計画の一環である限り、一般の日本国民は、どちらの政党を選んでも不利益を被るように巧妙に操作されることでしょう。
二大政党制へとひた走るこれらの動きは、単なる偶然の一致なのでしょうか。折も折、米軍による空爆の可能性が高まる北朝鮮問題のみならず、10月18日には、中国において習近平独裁体制の成立が予測される中国共産党大会(第十九次全国代表大会)が控えており、東アジアには、不穏な空気が漂っています。何れにしても、日本国内の動きの背景には、強引に日本国を二大政党制に移行させたい何らかの国際勢力の思惑が動いている気配があり、一般の国民の多くは、国民不在の政界再編に困惑しているのではないでしょうか。仮に上記の推測が正しければ、日本国の独立性、並びに、民主主義は重大な危機を迎えます。とは言うものの、政界の動きのあまりの不自然さに同計画に気が付く国民も多く、今後、計画者が描いたシナリオ通りに進むのかは分からないと思うのです。
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