ムバラク大統領が辞任拒否、デモ隊の高揚は一転失望と怒りに(トムソンロイター) - goo ニュース
エジプトでは、デモ隊による即時退陣の要求に対して、ムバラク大統領が、”居座り”を宣言したことから、期待を裏切られた国民の怒りはさらに燃え上がっているようです。しかも、大統領の発言は矛盾しているのですから、これでは、火に油を注ぐようなものです。
ムバラク大統領の発言の矛盾とは、憲法改正を国民に約束しながら、スレイマン副大統領への権限移譲を表明したことです。何故ならば、憲法の規定によれば、大統領が職にありながら、権限を副大統領に移譲した場合には、憲法改正の提案はできない、と定められているからです(エジプト憲法第82条)。つまり、権限移譲の発言は、暗に、憲法改正の約束を反故にすることを仄めかしたと解釈することができるのです。これでは、国民は納得するはずもありませんし、大統領に対する不信感は募るばかりとなります。
エルバラダイ前IAEA事務局長は、エジプトは爆発すると発言したそうですが、選択肢を狭めているのは、大統領自身なのではないでしょうか。
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エジプトでは、デモ隊による即時退陣の要求に対して、ムバラク大統領が、”居座り”を宣言したことから、期待を裏切られた国民の怒りはさらに燃え上がっているようです。しかも、大統領の発言は矛盾しているのですから、これでは、火に油を注ぐようなものです。
ムバラク大統領の発言の矛盾とは、憲法改正を国民に約束しながら、スレイマン副大統領への権限移譲を表明したことです。何故ならば、憲法の規定によれば、大統領が職にありながら、権限を副大統領に移譲した場合には、憲法改正の提案はできない、と定められているからです(エジプト憲法第82条)。つまり、権限移譲の発言は、暗に、憲法改正の約束を反故にすることを仄めかしたと解釈することができるのです。これでは、国民は納得するはずもありませんし、大統領に対する不信感は募るばかりとなります。
エルバラダイ前IAEA事務局長は、エジプトは爆発すると発言したそうですが、選択肢を狭めているのは、大統領自身なのではないでしょうか。
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エジプトは、独裁政権の下で発展が妨げられてきました。エジプトの再建のために、アメリカをはじめ、国際社会は、支援の手を差し伸べるべきと思います。
先進国もまた、金融危機という苦難を何度も経験してきました。こちらのほうも、市場の健全化に向けて、出発点に立ったばかりなのかもしれません。
本日未明、ムバラク大統領辞任のニュースが飛び込んでまいりました。まずは、一つの山を越したものと、心より安堵しております。今後とも、混乱が生じることもありましょうが、エジプトの方々には、ぜひ、自国の未来のために頑張っていただきたいと思います。
小生は「行き過ぎた市場原理主義」を徹底批判しているのであって、これはかなり進んでいるように見えます。金融危機が生んだ「世界各国政府の協調路線」は評価できる、と思います。
アメリカには、当然に覇権国家を維持しています。金融危機発生の責任を果たして欲しいのです。
健全なアメリカ資本主義はもちるん大歓迎です。
パレスチナ・ゲリラの自爆テロは眉をひそめる行為ですが、実は効果的です。ヨーロッパから、イスラエルに移住するユダヤ人はいなくなるでしょう?さらに、イランの核開発も、それを狙っています。核を撃たなくても、核の脅威があれば移住するどころか、イスラエルから出国する者が絶えなくなるでしょう?もともと、移住することに、さほど抵抗のない国民性ですから。
イスラエルに住んでいるユダヤ人も、先進国民の例にもれず、少子化が進むでしょう。こうして、一二世代が過ぎれば国家が維持できず、衰退して滅亡するでしょう。アラブ人は100年単位でイスラエルの消滅をねらっているのです。
イスラエルのラビン元首相は和解しないと、いずれ、滅亡の危機に瀕すると思ったのでしょう。でも、どの国でも、ウヨクもサヨクも過激派の意見が幅を利かすのです。
ラビン暗殺の例があるので、イスラエルの指導者が壁から撤退するのは極めて困難でしょう。