みんなの畑だより

柴田農園より、日々ののんびり畑便り。無農薬無化学肥料で育つ元気な野菜と畑、暮らしの記録。

大根干し☆

2010-12-15 06:47:25 | 加工

今年もやっとたくあん大根が干し始まりました。

大根が大きくなるのが遅かったのとあまり寒くなかったので私の年末感が乏しかったのとで出遅れてしまっています。今年中に干し上げて今年中にたるに漬け込んでしまいたいのに・・ぎりぎりそうです。お天気次第。

抜いて洗って、はすべてお父ちゃんがやってくれました。わんぱく盛りの男の子と一緒の私には、1日かかってへとへとになりそうな仕事だったので、ほんとに大助かり。

これから2週間ほど、夕に取り込んで朝干すという毎日を繰り返します。凍らせないように、雨に当てないように。たくあんが付け上がるのは1月半後です。年末らしくなってきました。


灰汁から!こんにゃく作り【ちょっと失敗編】

2010-10-22 18:27:41 | 加工
しばらく前から今年は草木灰から灰汁(あく)をとってコンニャクを固めてみよう、とたくらんでいました。
これまでは市販の「コンニャクの素」とかを使ってこんにゃくを作り、それはそれで大満足していたのですが、以前、農家の大大先輩が、草木灰から作るコンニャクについて、
灰汁を取るときは、紙などは入れないようにして薪ストーブを燃してね、その灰に水を入れて上澄みを取るんだけど、それが琥珀色でと~ってもきれいなの、とか、
灰汁で作ったコンニャクはえぐみがなくってやさしい味なの、とか
目を輝かせながら話してくれたのを聞いて、とってもうらやましくなっていたのでした。

4,5日前に、裏庭のコンニャク芋を掘ってありました。
水曜日、かまどに火をつける用があったので、そのときに草木のみを燃すようにしておきました。ついでにその灰を鍋にとって水を入れておきました。
雨のぱらついた木曜日、とうちゃんが風邪気味で元気がない!チャンスです。

手作りコンニャクにはいろんな作り方がありますが、今回は
① コンニャク玉を洗い芽を取り、皮はほどほどにむいて、適当な大きさに切る。
② ①を柔らかくなるまで煮る。(40分くらい)
③ 芋と煮汁、水も加えてミキサーにかけてボールにあけてよく混ぜる。混ぜながら水を足す。
④ ③に灰汁を加えてよく混ぜ、成形して沸騰した湯で30~40分ゆでる。
⑤ 水にしばらく浸して出来上がり。

ネットで調べても作り方も分量も本当にまちまちで、、ま、とにかくやってみるしかないな、と適当に始めてしまったのが間違いでした・・・
④で角皿に詰めて成形したつもり、だったコンニャクを茹でようと手に取ったら、あれれ、固まってない!急いで残っていた灰汁を足して混ぜる混ぜる。仕方ないので1つ2つ、一応丸めてお湯の中へ。ん、まだ柔らかすぎる・・再び灰汁を足して混ぜる混ぜる。と、数回繰り返し、終了。
かなり柔らかすぎるコンニャクが出来上がりました。

食感はとろん、としています。ものによっては今にもとろけそう。
味は良いです、やさしい味!
出来立ての夜は刺身コンニャクで。見た目マグロじゃん!(色は違う)と、夫も喜んでくれました。
味がしみやすく、お醤油をつけてごはんにのせたら漬け丼みたいじゃない?!(マグロの味はしません)、ドレッシングと和えてもおいしそう!と盛り上がる。
煮物に入れても味がよく入っておいしいし、失敗作とはいえ大喜び。
横にいた夫に「おいしいよね、おいしいよね?」と同意を求めると、「こんにゃくだし・・・別に美味しいもんでもないよね」
と、家族間の温度差はありますが、ま、いいでしょう。

次回は、灰汁を取るときに灰と水の分量を量って作り、いつも灰汁の濃度と草木の内容を一定に!
そしてコンニャクイモをこねながら足していく水と灰汁の量を調整して!
まだまだいっぱい今回の失敗こんにゃく残ってるんですが、今から次回が楽しみなってきました。


梅干し中、午後は海

2010-07-28 22:57:00 | 加工
ただ今、梅干し中、2日目です。
朝から、ひっくり返してる図↑です。
梅は毎年漬けているから10回目くらいでしょうか。ずいぶん年を取りました。。

この3年は11%の塩分で試みています。
去年、おととしは塩漬けの前に35度の焼酎をまぶしてから、今年はもう1歩チャレンジして自家製梅酢をまぶしてから塩漬けし、しっかりと重石、ビニル袋で囲う、とぬかりなくやっているつもりなのですがねぇ、やっぱりカビが出ちゃってました。
別にカビが出ても、きれいにすくって梅酢をこして干してしまえば問題なしなので、かまわないといえばそうなのですが、でも面倒・・・来年からは15%に戻そうかどうか、考えているところです。
他にも、梅酢が上がってからはもっと重石減らすべきだったなぁとか、やっぱり赤紫蘇も入れればよかったなぁ、とかいろいろあって、10年経ったってまだだまだ若輩です。だから楽しいんでしょうね♪

午後は海へ行きました。
はなが怖がってほとんど海に入れなかったのと、思いがけず涼しくって私もあんまり水に入る気がしなかった、のがちょっと残念でしたが、それでも、あぁ気持ちよかった!


トマトピューレ

2010-07-16 08:58:07 | 加工
トマトが次々次々色づく頃となりました。
ど~っさり取れています。

今年もまず1回目、割れや虫食いトマトを使ってトマトピューレを作り始めました。
毎年夏に数回大量に作るトマトピューレです。
旬の短いトマトを年中楽しむことが出来る大切な保存食。


いろんなやり方で作ってきました。皮を湯むきしたりざるでこしたり、が、今回は
トマトを洗う
ヘタをとってざく切りにする
ミキサーに入れて粉砕
大なべで煮詰める
ことにしました。
簡単で皮ごと全部使えていいかなぁ、と。
少し皮が入っている舌触りがありますが、家族で食べる分です、ま、いいでしょう。
ミキサーにかけてジュース状にしてしまうと、初期ぐらぐら沸騰させても焦げることがないので、私としては安心です。
1日何回か火を入れては放置を繰り返し、半分くらいのかさになるまで煮詰めれば出来上がり。

時折少しずつやり方を変えながら、毎年繰り返すいつもの加工、もっといいやり方がありましたら是非教えてくださいませ。


梅酒と梅シロップ

2010-06-30 22:03:42 | 加工
今年もかなり遅ればせながら、梅仕事が始まりました。

まず2日前に仕込んだのが梅シロップ(写真右側)。
てんさい糖と一緒にビンに入れてあるだけです。
少しずつ梅からシロップが出てきます。
梅と砂糖ほぼ同量、毎年作るたびに思いますが、すごい砂糖の量です。
4~5倍の水で割って飲むとはえ、子供には飲ませすぎるの止めよう、、と思うのでした。
暑いときに、本当においしい飲み物です。

左側が梅酒。
35度の泡盛2升とてんさい糖で。
黄色くなり始めた梅で作るのが好きです。
時間が経つほどに味がなじんでまろやかになっておいしくなるんだから、作りたてを飲みすぎちゃいけない、といつも注意しているつもりですが、いつも1年後にはほぼ底数センチ・・・
ならば、もう倍作ればいいのでは、、とも思うですが、そうしたとしても結果は同じことになりそうなので、今年も8リットルビン1本に抑えておきました。
どこか目に見えないところにしまっておけばいいのかもしれません、ね。




味噌つくり2010

2010-03-27 22:23:33 | 加工
年に1度の味噌つくりです。

大豆を柔らかく蒸かしてつぶし、糀と塩を合わせたものと混ぜ合わせ、容器に詰め込む。

シンプルな作業ですが、13キロの大豆を5つのせいろに分けて蒸し、柔らかく蒸しあがったものから杵と臼でつぶして冷まして混ぜて混ぜて容器に投げ入れる、というのを繰り返す、のは結構忙しいなぁ、と、久々に家族だけで仕込んでみて感じました。
でもやはり豆の匂いや良い触感、温かさを感じる楽しい作業です。

お昼は蒸し豆を少々取り分けて豆入りカレー(らしきもの、夫・作)、味噌につぶす前にまた一部取り分けて納豆に(現在コタツでは納豆菌繁殖中)、火を止めたあとのかまどの中には濡れ新聞と銀紙で包んだサツマイモを埋め込んで焼き芋に。
一石何鳥にもなる、なかなか有意義な味噌作りとなりました。



糀つくり2010

2010-03-25 10:00:58 | 加工
今年も糀つくりが始まりした。
暖かくなってからのほうが糀作りがやりやすいから、と毎年味噌は春仕込むことにしているのに、昨日から真冬のような寒さが戻ってきています・・・ちょとマヌケなような・・しかし計画してしまったので始めました。

おとといから13・5キロの米を浸水。
昨日の夕方、せいろで蒸し、種こうじをまぶし(種付け)、現在コタツで保温しながら米にこうじカビを繁殖させているところです。
朝から糀の薄ら甘いいい香りが部屋中プンプン漂っています。
先程種付けから15時間経過したところで1度切り返しました。
今のところいい調子♪

保湿や保温や、温度の上がりすぎや水分の放出に気を配りながら、明日の夕方にはますますいい香りの良い糀に仕上がる予定(きっと)。

というわけで土曜日は朝から味噌を仕込みます。
急ですが、お手伝いさん募集~
お時間ある方、是非来てください。

落花生を炒る

2010-02-22 06:28:05 | 加工
去年久々に作った落花生。
秋に生落花生としてよく食べていましたが、カラカラになったものを収穫してからは、その辺りに放置され続けておりました。
このままでは、もう今年は落花生いらないね、と、言われかねないので、その利用に試みました。
まずはさやを取る。気持ちと時間に余裕のあるときでなければ出来なそうな作業。
続いてプライパンで炒る。思ったよりも短時間で、洗い物のしながらちょくちょく動かす、程度で香ばしく炒ることができました。ちょと焦げ目がついたけど、美味しい!ついつい味見したくなる味です。
茶色の薄皮をはずしていたら、ふと、ず~っと前、ほんの子供だった頃に、祖父の横でつまみにあった落花生の皮をこうやってはずして食べてたなぁ、なんて、何十年も忘れていた小さなことを思い出しました。この皮をむく感じで蘇る記憶って不思議ぃ~と感心しながら得した気分になりました。

さて今度は炒り豆をミルに投入してガーっとやり、ピーナッツバターへ。
かなり濃厚。
甘みを加えてパンに塗ったり、和え物に利用できますが、ミルに残ったピーナッツバターを味見していただけで十分満足(若干気持ち悪くなった)したので、今日はここまで。




お餅つき

2010-02-17 07:11:45 | 加工
黄な粉といえば、お餅!ですね。
日曜日には餅つきをしました。

生鮮野菜の少なくなってきたこの季節、野菜ボックスの1品に加えよう!と思いつき、せっかくだから近所の農民仲間たちにも声をかけよう!と始まったこのお餅つき。

年に数回やる餅つきですが、水切りや蒸し時間、練り具合や返し手の入れ具合、つき加減によって、餅の出来も様々で、やるたびに奥の深さを感じます。

我が家が3臼、Oさんが5臼(だったかな?)S家が1臼、それぞれモチ米を持ち寄って、ぎやかな餅つきとなりました。ふと遊びに来ただけだったのに、重要なつき手となってくれた方々、ありがとうございました。子守も助かりました。
1家族でつくのは大変ですが、みんなでつけば楽しく体を動かせ、そしておいしくお腹いっぱい。
夜遅くまで話題も笑いも耐えない1日となりました。

農閑期になかなかいい企画でした。また来年もやりましょう!、、ね。

2009-12-05 22:28:36 | 加工
柿をたくさん頂く季節になりました。
甘くてやさしい食感が大好き、果物の中で柿が1番おいしいかも!と思うほどで日々食べていますが、食べきれません。
よって加工に取り組んでいます。

よく熟れて柔らかくなってしまったのものは柿酢に。
ヘタや傷を取り除いてビンに詰めておいているだけなのですが、初めての試みで、うまく酢になるのかどうか・・・?
熟熟した柿からでていた汁は既にすっぱく、ここにもしっかりと酵母がいることを実感、期待は高まりますが・・・うまくいったらまたお知らせします。

まだかたく熟れていないものは皮をむいて干し柿に。
12月だというのに雨の多いこの頃、うまく干しあがるのか・・・

ちょっと不安な柿の加工2点でした。