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仙台市若林区卸町5丁目応急仮設住宅、3年目の夏。

仙台市若林区卸町5丁目応急仮設住宅。

昨年度は4回訪問した。

2回訪問しているゼミ生も数名いる。

大震災の後、2年目の夏である昨年は、同仮設住宅のオープンスペースで、

東北の大学、東京の大学、関西の大学が合同で夏祭りを企画してくれたそうで、大盛況であったとのこと。

 

今年はどうか。

我々が仙台市太白区アスト長町仮設住宅で活動をしている8月10日(土)、

卸町5丁目仮設でも<夏祭り>

でも、ボランティアはいない。

仮設の自治会主催で、焼きそば、フランクフルトを振る舞うそうだ。

かかわりのある企業さんが2社ほど来てくれるそうだ。

 

我々は、1か月遅れの9月10日、再び仙台に入る。

卸町5丁目の仮設住宅で<9月、もう一度夏祭り!!>と銘打って、キョトンCゼミ主催の企画をいくつか考えている。

陸の孤島と化しているこの卸町5丁目仮設に<多くの仮設の子供たちに集まってもらい、午後のひと時を楽しんでもらいたい>と思う。

どうやって他の仮設に、このイベント<9月、もう一度夏祭り!!>を知らせるか?

どうやって、民間借り上げ住宅(みなし仮設)の子供たちに、このイベント<9月、もう一度夏祭り!!>を知らせるか?

今、頭の中は、そのことで一杯。

 

 

 

<継続>という言葉は、死語になったのだろうか。

私たちのボランティア活動には大学からの経済的支援を受けている。

しかし来年は、打ち切りとなるであろう。

 

来年度は打ち切りになっても、ゼミ生やボランティアサークルの学生、一般公募の学生たちと、

この暑い夏仙台に行くつもり。

私費で仙台まで移動し、仮設の皆さんとお茶したり、一緒に草取りしたり、夜になれば、カワキモノのつまみと発泡酒で談笑し、カラオケをする。

そうした時間を共有するだけで、<コミュニケーション型ボランティア>になるであろう。

再来年度の夏がどうなるか。

ある程度の入居者が、<復興公営住宅>への入居が決まり、夏祭りも徐々に成立しなくなるかも。

<絆>がどのように再構築されるのかも、<継続して>見つめていきたい。

 

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