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大学教授キョトンCブログ!!
34万5150人。
向こう5年間で受け入れる外国人労働者の数。
だそうだ。
どういう積算根拠なのか?
国会議員でなくとも、この数字を見れば、どうやって計算したの?
と疑問に思うはずだ。
外国人労働者を受け入れる基本的スキームもないまま、
<いきなりステーキ>ならぬ
<いきなり受け入れ>を2019年4月から始めるという。
アベ政権は、どうしてそんなに焦っているのだろうか?
オリンピック・パラリンピック、大阪万博など、公共工事を
急ピッチに進めるためであろうか?
もしそのために焦っているのならば、とき既に遅し、でR.
外国人労働者は、労働条件の良い、言語のハンディの少ない
外国に行くであろう。
アベ政権は、日本人と同等の賃金で外国人労働者を雇うと言っているが、
そのことをどのようにチェックするのか?
もし、外国人労働者の賃金に合わせるために、日本人労働者の賃金が
さがるようなことになったら、どうするのか?
日本に外国人労働者が来日してくれるとしても、大都市に集中するのは
目に見えている。
労働者不足は、地方で深刻なのに、その対策はどうするのか?
外国人労働者は、すでにある母国と同じあるいは母国に近い
外国人コミュニティに住むことを選ぶであろう。
共生に向けての自治体による対策は大丈夫か?
今は、特に労働力が不足している時期だから、<歓迎モード>になっているが、
6年目以降、労働力不足がある程度緩和された時に、今のような
<歓迎ムード>を取り続けられるのか?
外国人を<雇用調整>に使ってはいけない。
でも、何だか、<使い捨て>にされそうな気がして、とっても心配である。
大丈夫かあ?
やっぱり、もう少し時間をかけて<具体的なスキーム>を構築してから
政策展開した方が、失敗のリスクが
減ると思う。
<そんなに急いで、どこいくの?>
11月28日(水)のつぶやき
3000円の本をいただく。 goo.gl/qQcsHF
— 西彰 (@kyotonC) 2018年11月28日 - 12:34
「3000円超の本をいただく。」 goo.gl/qQcsHF
— 西彰 (@kyotonC) 2018年11月28日 - 12:36