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大学教授キョトンCブログ!!
昨日は終戦記念日。
毎年のことであるが、終戦記念日がやってくる。
小生だけのこだわりかも知れないが、<記念>という言葉にどうも抵抗がある。
記念という言葉は、プラスのこと、楽しいことに使われることが多い。
例えば、結婚記念日、東京経済大学創立記念日、サラダ記念日。
ポツダム宣言を受諾していれば、広島・長崎の原爆投下はなかったわけで、多くの犠牲者を出さずに済んだ。
また今現在も続く、原爆後遺症被害者は生じなかった。
ポツダム宣言を唯のハッタリだと判断して、無視したリーダーは誰か?
あの時日本の誰も原爆のことを知らなかったにしても、スゴイ爆弾を落とすことは、トルーマンは予告していた。
責任者出てこーい!
以上のことから、終戦記念日ではなく、<ポツダム宣言無視後悔日>
とすべきである。
2つの秘密基地。
昨日の記事の続きでR.
S君の家の前は、あたり一面農地であった。
稲刈りをした後は、あちらこちらに秘密基地が作れた。
比較的S君の家に近いところに、その秘密基地を作った。
基地を作ろうと提案したのは、別のS君。
家に持って帰れない<資料>をそこにおいてメンバーで見たり、それぞれ好きな女の子の事について話したりした。
それが中学1年の時のこと。
普通、秘密基地と言えば小学生時代だと思うが、何故か<もう中学生>になっていた。
秘密基地のすぐそばにあるS君の家は、当時、アジトになっていた。
S君と小生、それに別のメンバー数人で、週末になるとコーラとポテトチップを買ってきては、昼間から<コンパ>である。
ただのコーラでも、皆結構ハイになっていた。
S君の親御さんには、迷惑なコンパだったと思うが、よく許してくれていたものでR.
ありがとうございます!
今、急に思い出したのだが、自宅近くに<出荷場>があった。
桃の出荷場である。
当時、出荷場の奥に、管理人のおじいさんが一人で住んでいた。
桃の出荷のオフシーズンは、ガラーンとしており、ギャング・グループの秘密基地に、この場所もなっていた。
ここには、小学生前半から、頻繁に出入りしていた。
と言うか、管理人さんが不在なことも多く、鍵がかかっていないので、皆で平気で入り込み、トランプや将棋や花札をやっていた。
花札をそこで覚えたが、花札をやったのは、小学生時代だけであった。
当時から、受験戦争が始まっていたが、今振り返ってみると(回想のきっかけは、ながら視聴していた二十一世紀少年!)、
牧歌的な時代だった。
つくづくそう思う。
秘密基地。
昨日の夜は、研究室から自宅に送った3つの宅配便の袋の中身を<事業仕分け>した。
事業仕分けして、不要な書類を捨てる予定であった。
が、
しかし、
どれもこれもいつか重要になるかも知れないという<期待>があるために、捨てられなかった。
捨てる勇気など微塵もない。
書類に対しても、<将来性を買う>のでR.
困ったものだ。
その作業がメインであったが、2メートル右隣にある<ビンゴ・テレビ>が映す映像も気になった。
二十一世紀少年。
回想シーンで何度も<秘密基地>が登場する。
ていうか、秘密基地での振る舞いが、映画全体の軸になっている。
小生の秘密基地。
映画での秘密を共有するメンバーは9人であったが、小生の場合は、
ダウンサイジングで4人。
S君とS君とS君。全部S君だ。女子は入っていない。
最初のS君は、数年前中国で突然死。私以上にメタボで激務であったS君。
彼の家の前に、その秘密基地はあった。
ダブルBINGO!!
ダブル・コロンの話ではない。
ましてやダブル・ヤングの話ではない!
ダブル・ヤングといっても、今のヤングは知らないと思うけれども、
1970年代、最も面白い漫才コンビの一つであった。
さて、ダブル・ビンゴの話である(こんな芸名の漫才コンビもありそうだけれども)。
先日泊まった、旅館での出来事。
部屋食でご馳走をいただいた。
超メタボな仲居さんが、はあはあ言いながら、配膳していた。
ちょっと手伝ってあげようかと思ったが、こちらはお客で来ているので、
オトナシクしていた。
着物を着ているために、逆に手の裁きがゾンザイになっておられる。
一皿置くのも、着地まで丁寧に置く心理的余裕も物理的余裕もないようだ。
もう少し動きやすい服装でも何も問題ない。
事実、翌日朝の朝食バイキングの時は、同じ仲居さん、着物ではなかったので、フットワークが良かった。
ご馳走をいただいた後、我々4人でビンゴゲーム大会に参加。
150人ぐらいいただろうか。
最初は芳しくなかったが、終盤、うちの息子が、BINGO!
残り少ない中から、中途半端に大きなビート板を選ぶ。
最後の最後、何と
小生がBINGO!!
まだ研究でBINGOしたことはないが、当たることは嬉しいものである。
最後の二つを、小さな子とじゃんけんで争う。
最後の二つであるが、大きいのと小さいの。
じゃんけんに勝ってしまったが、小さい子にお先にどうぞと選んでもらう。
その子のパパがしきりにお礼を言ってくれるので、逆にこっちが恐縮してしまう。
私は、小さなポケモンの詰め合わせを手に。
150人が参加して、10人ぐらいしかビンゴしないのに、一つの家族の半数(男子2名)がビンゴするというのも素晴らしい確率である。
チェックアウトの時、その2つの商品をどうするかで相談。すでに我々荷物が多いため、その二つが嵩張るので、困ってしまう。
結局、二つとも人様に差し上げた。
家族で夏休み、そしてパソコンも夏休み。。。
家族4人が久しぶりに夏休みということで揃った。
以前、GWに東京で4人揃ったので、3か月ぶり。
今回はカミさんの両親のお墓と小生の親の墓を連日訪問した。
お墓参りのダブルである。
これまで夏休みになっても、旅行に出かけることができなかったので、今回は
お墓参りとリンクさせて、一泊であるが、旅館に宿泊。
温泉に夜と翌朝に合計4回入り、湯当たりすることもなく、日頃の疲れを癒した。
2日ぶりに、自宅に戻る。
ノートパソコンは持っていないし、家族で旅行するのに、パソコンはそもそも無粋であるので、パソコンにお目にかかるのも、久しぶり。
いつものように、スイッチオン。
しかし、インターネットにつながらない。
私の許可なく、自主的に夏休みに入ったようだ。
自宅のパソコンは、週末しか使っていないわけで、過重労働させているわけでもないし、
サービス残業を強要しているわけでもない。
インターネットがつながらないと、本当に焦る。
深刻な故障だったらどうしようと、パソコンだけはどうしても、ネガティヴに考えてしまう。
長女も復旧に協力してくれるが、にっちもさっちも。
うーん、困った。
ゼミ生に出している課題の提出日締め切りが明日に迫っているし、
1年生の文献講読19人に課しているレポートの締め切りも明日にシンクロさせている。
そのデッドラインの日の前日に、我がパソコンがデッドしてしまっては元も子もない。
パソコンのヘルプの情報に従って、複雑な復旧方法にどんどん進んでいくが、
それでもパソコンは夏休みのまま。
ダメモトで、最もウルトラ原始的な方法、即ち、ルーターの電源を一度切ってみるという作戦に出た。
ヌワント、
この最も原始的な方法で
<復旧した>
ありえない。
リセットすることが、ベスト?
よく分からないが、
こうして、ブログの記事を
書くことができているから、<復旧した>わけでR.
今度はパニックにならず、まずルーターの電源をオフにしてみよう。
メーカーはバッファローなのに、電源は、米粒より小さい。
電源を探すのにも苦労した。
パソコンの夏休みは、人間が夏休みした時期にやってくるようだ。
キーワードは、ルーターの米粒小の電源オフ!
やっと、夏~休~み~!
昨日午後4時前に、依頼原稿を添付ファイルで先方に送付し、一件落着。
同時に、私を月刊誌『生活経済政策』の<ある特集>の1メンバーとして推薦してくださったK大学のM先生に
お礼のメールを送る。
15年ほど前に、家族社会学会の懇親会の2次会で2年連続して、お話ししただけの<縁>しかないのに、よくぞM先生は私のことを覚えていてくださったと感心する。
8月中も色々と出張があり、ゼミ合宿もあり、イベントが立て込んでいるが、今日から数日間は、
のんびりと
夏休みをエンジョイできる。
ここは中部地方。
youtube
で
チューブでも聞こうかな。。。
少し気温が下がりましたね。
ゾクッ!
天国への郵便配達人!
昨日たまたま知ったのだが、小生大ファンの<ハン・ヒョジュ>が副演?している映画
<天国への郵便配達人>が封切りになっているそうな。
主演は、東方神起のメンバー。
その主演の相手が、<ハン・ヒョジュ>。
この夏休み中に是非見に行きたいと思う。
また一つ、楽しみが増えた。
あっ。
その楽しみの前に、本日締め切りの原稿を完成させなければ。
昨日も1日頑張ったが、
なかなか思うようには捗らないもの。
夕方4時に、滑り込みできれば、
セーフ!
さて、どうなるか?
私の運命は?
天国か地獄か・・・・・・・・・
スリル満点の日々。
毎日、毎日、ベストを尽くしていれば、その能力がどうであれ、その出来栄えがどうであれ、何となく<自ら納得し満足することができる>。
これまで、結果はともかく、ベストを尽くすことで、自己満足してきたし、これからもそのような生き方を続けることになろう。
ベストを尽くすだけでは、いかんともし難いのが、私の場合、専門刊行物の依頼原稿である。
明後日そのいかんともし難いものに、締め切り日がやってくる。
大沢真理東大教授が理事長をしておられる生活経済政策研究所が『生活経済政策』を毎月発行している。
その10月号にある特集が組まれており、私もその特集の趣旨に沿った形でテーマ設定をして原稿を書くように依頼を受けた。
今も連載を続けている高齢者住宅財団の専門刊行物の場合は、本文と図表の分量に規制がなく、フリーハンドの状態で原稿を書くことができる。
この連載原稿については、内容的に難点が何点かでるものの、自分としてはベストを尽くし、<書ききった>という達成感、充実感を強く持つことができる。
29回も続けてこられたのも、こうした背景要因があるからだ。
さて、明後日デッドラインの『生活経済政策』。
与えられた特集のテーマはでかい。
ので、自らのテーマも勢いでかくなる。
なのに、依頼原稿の分量は比較的コンパクト。
私は、分量の事を気にせず、勝手気儘に書いてしまう癖がある。
今日から2日間で、形の歪なバスタオルを正方形のフェイスタオルにしなければならないし、
その整形の仕方によって、結論の書き方も微妙に変えざるをえない。
私の心臓はチキンなので、スリルは10点ぐらいが、健康に良い。
昨日は、厚生労働省18階で。
別に陳情に出かけたわけではない。
2007年に出版した『スウェーデンの高齢者ケア』の中で、日本の介護保険に言及している部分があり、かなり強い調子で厚労省を批判したが、その件でおしかりを受けたわけではない。
そもそも先方は、私の本などご存知ない。
日本の高齢者福祉を司る<老健局>と言う部局がある。
その局長が、私的な勉強会を毎週(毎月か?)開いておられる。
霞が関にある合同庁舎18階の介護保険計画課のオフィスを訪ねる。
踊る大捜査線the movie 3 を思わず思い出したが、庁舎内で引っ越しをしたばかりで、まだ出入り口がブルーシート。
奥の会議室に通される。30人ぐらいは入るだろうか。
例の100歳以上高齢者の居場所不明問題の件で、いつもより参加者は少ないそうだが、それでも20名ほどの職員さんが参加されていた。
最初は雑談。しばらくして、宮島老健局長が登場される。
事前に名刺を渡すべきか、後にするかちょっとモジモジしたが、私の話に退屈して、宮島局長が退席なさったら困ると思い、最初に局長と名刺交換。
課長補佐様からは、プリゼン25分、ディスカション25分でお願いしますと言われていた。
が、老健局に再度登場することもないと思い、これっきりと思い、パワーポイント12枚を説明し尽くした。時計を見たら40分経過していた。
完全に約束違反である。
その後、ディスカションの時間が10分しかないので、やばいことになったなあと後悔したが、
早速、宮島局長が口火を切って、質問をいくつかなさった。
私の癖で、質問に答えつつ、補足説明をどんどん入れ込んでしまった。
その他の幹部職員の方からもいくつか質問を受けた。
全ての質問が適切であり、さすがだなあと感心する。
結局ディスカションも40分ほど費やした。
当初の予定は1時間弱だったのが、終わってみれば、1時間半強であった。
テーマはもちろん、『スウェーデンの高齢者ケア-光と影ー』。
ディスカションの中では、デンマークのプリエボーリの状況や韓国の老人長期療養保険制度における<条件付き>の介護者手当についても説明することができ、ほっとする。
全く未知の場所で、怖気づくことなく、堂々とパフォーマンスできたので(少なくとも自分の中では120点!)、昨日は本当に、生きがいを感じ、幸福感もこの猛暑同様に、急上昇!
やはり緊張感による疲労も尋常ではなく、夜ビールを飲んでいる途中で、爆睡。
風邪をひかなくて一安心。
昨日は韓国・三育大学社会福祉学部有志との交流会!
ちょうど1年前、韓国・三育大学社会福祉学部有志15名と鄭鐘和先生が、我が東京経済大学にいらっしゃった。
1年前は、突然電話をいただき交流会をやることになったので、こちらの準備もたいそう慌てた。
今回は数か月前から交流会の申し出があり、こちらも余裕を持って準備することができた。
三育大学は、クリスチャンの大学である。
昨年から鄭先生とボランティアグループが東小金井の教会を拠点に数日間幼児を対象にボランティア活動をされている。
その合間を縫って、我が大学にもお越しいただいている。
昨日の交流会の参加者は去年の倍以上に膨れ上がった。
しかし懇親会の料理の量はほぼ変わらず。
何故か?
?
昨年は随分と余ってしまった。持ち帰ることもできず、ゴミとなってしまった。
今回は、早々に食べ物がなくなってしまった。困った。困った。。。
さて、今度は、我がゼミ20名が9月8日、ソウルの三育大学を訪問する(サークルの合宿等で数名が不参加)。
クリスチャンの大学だから、学内は禁酒&禁煙。
懇親会の終盤、会場を抜け出して、煙草を吸っていた、A君、B君、Cさん、ソウルゼミ旅行をきっかけに、断タバコしようね。。。
そんなことが一つ気にはなったが、
昨日は、参加者40名が、全員自己紹介をすることができ、和気藹々とした懇親会にすることができた。
昨日のMVPは、通訳をほぼボランティアな報酬でお引き受けいただいた李さん。
4時20分から6時20分まで2時間、鄭鐘和先生の発表と小生の発表を通訳しっぱなし。
6時半から8時半過ぎまで、今度は、学生達の自己紹介を通訳しっぱなし。
本当に李さんにはお世話になりました。
李さんは東大の医学研究科の老年社会科学分野の博士課程院生。
現在は、昔でいう東京都老人総合研究所で非常勤研究員をなさっている。
人格的に優れており、機転がきく優秀な研究者の卵である。
早く孵化できるように、私としても側面からサポートできればと考えている。
消えていなかった隣人。
昨日はたいそうヘコタレタ。。。
朝研究室で仕事をし、
午後、インターシップ先の特別養護老人ホームにインターンの学生1名を連れて挨拶に行き、
その後研究室に戻り仕事をし・・・。
インターンシップの学生は、うちのゼミ生ではない。
インターンシップ(正式名称、オフキャンパス・ワークショップ)は3年生配当科目で土曜日1限が授業日。
我がゼミには13名の3年生がいて、2年生の終わり頃には、是非インターンシップ取りたい!と言っていたが、4月にオープンしてみると、誰もいない。
人生、そんなもんです。
さて、所ジョージが軽い熱中症で救急車を呼ぶほど、昨日の午後も暑かった。
夕方からは、風もふいてはいたが。
こんな日は、缶ビール1つ飲んでさっさとバタンキューしたいろころであるが、昨日は洗濯の日。
見かけによらず、一応、清潔命。
洗濯を終え、フラフラしながら、コインランドリーへ。
コインを入れ、いつものようにボタンを押す。
私の洗濯したてのもの、微動だにせず。
その代わり、上のドラムが空っぽのまま、回っている。
トホホ。。。
7年目にして初めて、ボタンを押し間違える。
30分も待ってられないので、アパートに戻る。
何気なく、隣の人の部屋を見る。
何と明りがついているではないか!
良かった。失踪もせず、倒れてもいず。
雨戸の開閉には、鉄板の几帳面さを発揮していたお隣さん、
雨戸をあけっぱにして、3週間もどこに出張していたのだろう?
まあ、安否の確認が明りを通してできたので、お疲れモードも吹っ飛んだ。
よかった、良かった!
消えた100歳以上高齢者18名。
先日足立区内で111歳の男性が白骨遺体で見つかった事件をきっかけに
18人という数多くの100歳以上高齢者の行方が不明となっていることが分かった。
足立区内のように、自宅でひっそりと亡くなったまま、死亡届を出さないケースは少ないと思われるが(否、親の年金をもらい続けるために死亡届を出さないケースは多いかもしれないが)、
親子関係のもつれから、自宅を飛び出し、その後消息不明になっているケースも多いのではないか。
今現在100歳以上でも、20年、30年前の元気な頃に、子どもや配偶者から離れてしまっているケースが多いのではないか。
転入届を出さなければ、行政も把握できないだろう。
介護保険も使わず、ひっそりと暮らすつもりならば、転入届もださないであろう。
小生の自宅のある我が欅が丘の自治会では、転入、転出の情報を、住民の立場で自治会執行部が把握しているが、
各世帯の高齢者の消息については全て把握できるわけではない。
どこにでも生じうる、高齢者の消息不明問題。
スウェーデンの児童虐待防止法
私の自宅作業部屋には、毎年の手帳が残っている。
2008年の手帳をパラパラめくっていると、
Lex Bobby
というメモが・・・。
ボビー法。
2006年、スウェーデンに住む10歳のボビー少年は、自分の父親に虐待され、亡くなった。
この残酷な事件をきっかけにして、当時のマリア・ラーション大臣(キリスト教民主党)は
児童虐待防止法の立法化を急ぎ、
2008年に
Lex Bobby(ボビー法)がスタートした。
とここまでは、メモがあるが、そのあとの動きは???
サーラ法のように、各レーンが当該地域の各コミューンの高齢者虐待(の疑われる)ケース数を年ごとにインターネットで公表している形跡もなく・・・。
スウェーデンのことだから、そして児童虐待という世界共通の社会問題だから、すでに法律となりスタートしているはずだが。
スウェーデンだけでなく他の国々の児童虐待防止法に倣って、日本の児童虐待防止法が、より強い防止機能を発揮できるようにしたいものである。
下村容疑者の<保護責任者>遺棄致死。
深刻な児童虐待事件、保護責任者遺棄致死事件が後を絶たない。
大阪で先日発覚した下村容疑者(23歳)の育児放棄も深刻なケース。
3歳の長女、1歳の長男を自宅に残したまま、外出。
密室に幼いわが子を残せば、命が絶することは自明だ。
確信犯である。
生活のために幼子を夜間保育所に預け、風俗店で働く女性は決して少なくない。
今回の下村容疑者の場合は、風俗店で働くことと同時にホストクラブに通い始めている。
当然生活費は不足するし、ホストにちやほやされている方が楽しいだろうから、
育児への情熱が冷めてしまう。
離婚前のブログでは、子育ての楽しさを綴っていたようだ。
環境が人の考え方を変えてしまうことがないわけではないが、どれだけ環境が激変しても、我が子の命を奪う権利はない。
同じマンションの住民から通報を受け、こどもセンターも動いてはいたが、相手が<無登録住民>であり、動きが制限されたようだ。
しかし、通報により、幼子の鳴き声が尋常ではないことが分かっていたわけで、
世帯構成が、3世代であろうが、核家族であろうが、シングルマザーであろうが、
もう少し、積極的に動いた方が望ましかったと言える。
育児に積極的だった頃に下村容疑者が撮影したであろう、二人の赤ちゃんの笑顔の写真が、痛ましい。。。
成績評価報告票、深夜完成!!
本日未明、福祉論aの成績評価報告票が完成した。
7月22日に75分の試験を実施した。
配点44点分の正誤問題については比較的早く採点を終了することができたが、
配点56点分の小論文の採点に、例年通り、手間取る。
今年は、キーワードを12個設定。
この12個全てを用いて小論文を完成させなければ、56点はゲットできない。
一昨年まで5年間は受講生が2コマ合計で500名から650名いたので、テストの採点は本当に辛いものであった。
<修行であった。>
今年から、土曜日1限のインターンシップを担当することになったので、2コマだった福祉論を1コマにした。
で、今回はテストを受験したのが、349名。
これまで答案用紙を新幹線で運んで、自宅で集中して採点していたが、
そろそろ老化で置き忘れをする可能性が出てきたので、研究室内で全て採点することにした。
23日、24日、27日(夕方のみ)、28日の4日間で、349名の答案を採点した。
これに、インセンティブ点を加える。
全ての授業に出席し、毎回のキーワードを書き、授業中のクエスチョンに解答した素晴らしい受講生には10点を加点。
逆に授業回数の半分を超えて欠席した場合には、20点を減点する。
10点を加点したケースは全部で134名。全体の38.4%にのぼる。
これも私の授業の特性であるが、出席カードの<筆跡鑑定>を最終段階で行った。
<名寄せ>をして、代筆がないかをチェック。
人間の筆跡というのは、本当に安定している。
349名、筆跡に個性がある。
その個性は、他人では再現不可能だ。
学籍番号が書いてなかったり、学部を間違えていたり、名字しか書いてなかったり、違う出席カードであったり<怪しいカード>が少々。
今年は、TAのM君が大車輪で大活躍。
私も相当根気がある方だが、M君の根気は私のはるか上<最強>である。
オール出席率を学部ごとに計算してみた。
現代法学部43.1%、経営学部41.9%、経済学部36.3%、21世紀教養プログラム33.3%、コミュニケーション学部26.7%
349名中、トップの成績は、110点。
テストの点数が100点で、オール出席なので10点、合計110点。
小論文の答案も見事である。正誤問題もパーフェクト。あまりに見事なので、コピーして、研究室に飾っている。
経営学部の1年生。
一度話をしてみたいものでR.
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