蕪村さんの図録を持っていました。いつ買ったんだろう。記憶は不確かです。そして、どこで何を見たのか、それさえあやふやです。なのに、うちの本棚の中に大きな分厚い図録がありました。 「蕪村 その二つの旅」とあります。若いころと、年を取ってからの旅ということなのか? それはあり得ます。大坂を出てから、関東に行き、三十代くらいまで関東から東北などを旅した時代、そこから原点回帰で京都に出て、お母さんのふるさ . . . 本文を読む
先週末、大阪の実家に、母のご機嫌伺いと様子見のため、チラッと行ってきました。母の機嫌をよくするには、母が大好きなフリマに行けばよくて、弁天町の交通科学館跡でやっているフリマに、うちの実家の最寄りの駅で待ち合わせて、行ってみました。 向こうに着くと、私はあまり用事はなくて、手持ちぶさたでしたので、母は「私はまだまだ見てるから、あんたはどこか遊びに行っておいで」と言うのです。 「えっ、オカンは膝は大 . . . 本文を読む
正月の二日、ナンバに出かけました。日本橋とか、歩いたんですけど、何も見つからなくて、騒がしい街にこれ以上いたくないと怒ってしまいました! それから、バスに乗るのもイヤになって、歩いて家まで帰ってきました。 表紙は、難波八阪神社の拝殿です。大きな獅子頭になっています。本殿は、もうすごい行列で、お参りするのに30分かそこら待たなくてはならなかったみたいで、もうペコリと心の中でお参りして、そのまま歩い . . . 本文を読む
みなさん、お元気ですか? 同窓会からもう3週間ほど過ぎてしまいました。 10年以上前の「ハイスクールデイズ」を、楽しみにしてくださる人もいるみたいですけど(そんなにいないと思うんですけど)、私はこのブログの中でほとんど書き尽くしてしまっています。 けれども、高校の時の知人からあれこれ、全く知らないことを教わり、指摘されると、そうだったのかと自分の十代が何だか輝かしいものに見えてきて(実際は絶対に . . . 本文を読む
高校の同級生で、「八千草薫さんが好きだ」と公言するヤツがいました。当時、岩崎宏美ちゃんが好きだった私は、話にならないし、「どうして自分の母親くらいの女性がいいんだよ」と不思議だし、文句タラタラだったと思います。 今考えると、あれからずっと八千草さんは自分のポジョンを守って、そのまま天国に旅立っていかれた。優しいし、賢い妻だし(旦那さんは映画監督でしたっけ)、なんとも言えない包容力がある方で、宝塚 . . . 本文を読む
近鉄特急に乗っています。今は東大阪の辺りを走っています。あと80分くらいしたら三重県に帰ります。何度も近鉄で夜に帰ってますけど、今夜は特に家が恋しいなあ。どうしたんだろう?ついさっきまで中学の同窓会に参加してました。同じクラスになった男の子と隣り合わせで、彼に合わせてビールをホイホイ飲みました。ああいう席では人の話声が聞き取りにくい私は模索しながら人の話を聞いていました。とりあえず楽しかった。あま . . . 本文を読む
つい先ほど、実家から帰ってきました。道はそんなに混んでいなくて、うちにしてはスイスイと帰ってきました。 クルマで土曜から月曜まで、少しだけ行って来ました。 私の実家は、かなり荒廃しているようです。というのか、街に活気がないですね。お年寄りだけがそれなりに歩いてはいますが、若者たちが爆発する空間はありません。昔走っていた暴走族さえいないはずです(いるのかな? いてくれたら、うれしいというより、やは . . . 本文を読む
お盆の夕方、やっと外に出られそうで、妻と母と私の三人で落合下(しも)の渡しに行きました。下があるということは、上(かみ)もあるんですけど、うちの実家から近いのは下の渡しなんです。 何度か渡し船乗り場から写真を撮っています。三重県にはない、うちの実家ならでは風景だから、散歩ついでに撮りに行くわけです。しかも、ここは思い出いっぱいの渡し船なのです。 母が初めて大阪に出てきた時に住んだところが、西成区 . . . 本文を読む