甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

冒険者たちが去った後は……

2024年08月19日 17時49分47秒 | だいたい映画、ときどきテレビ

 これは、『冒険者たち』(1967)のドロンさんです!


 高石ともやさんが亡くなり、アヌク・エーメさんがおられなくなったと娘さんのインスタで世界が知ったり、もっともっとたくさんの人が亡くなられていると思います。園まりさんも亡くなってしまいましたね。

 そうした流れの中で、アラン・ドロンさんが18日に亡くなったということでした。今回もお子さんたちからの発信のかもしれません。かなり昔に引退されて、今はスイスに住んでおられるということでした。

 優雅にされてたのか、どんな生活だったのか、私にはわかりません。

 でも、十分アラン・ドロンさんのカッコ良さは理解し、あまりにカッコよすぎるから反発もして「あまりに男前すぎるんじゃないの」と思ったりもしましたっけ? そう、アラン・ドロンさん主演と聞いても、見たいなあという気にはなりませんでした。

 あんな、男前ということで売れる人がいたなんて、今の世の中では考えられません。何しろカッコいい人というのが、人それぞれになってしまって、基準も曖昧で、どんなことでも、感じる人がカッコいいと思えは、それでOKになっています。

 60~70年代には、カッコいいスターがいました。


 うちにある1973年のジュニア洋画ファンでは、
スティーブ・マックイーン、ジュリアーノ・ジェンマ、クリント・イーストウッド、ダスティン・ホフマン、ロバート・レッドフォードとアラン・ドロンさんがいます。

 子どもたちは、洋画のスターに夢を描いたのか……。


 これはアート・ガーファンクルさんのソロ三枚目の「ウォーターマーク」(1977)でしたか。

 いろんな人たちがやってきて、私たちの世界をにぎやかにしてくれて、それでも私たちは自分の日常をコツコツ生きるしかなくて、自分なりにやってきて、ふと気づいたら、当時の人たちが次から次とこの世からいなくなる時を迎えています。

 それは仕方がないし、時の流れなんだけど、私には私なりの何かが築けたでしょうか。何もかも徒労であろうとも、何の意味も持たないかもしれないけど、明日に向かってポツポツやるしかありません。

 嘆いてないで、ハードディスクに入っている『山猫』(1963 ビスコンティ監督)でも見てみましょう。あの映画では、ひねくれ者ではなくて、アラン・ドロンさんは若き貴族を演じていて、はまり役だなと思ってました。

 クラウディア・カルディナーレさんも大好きだから、この夏、朝早くか、夜ひとりで見られたらいいな。

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