ついさっき、買い物の帰りに、射和(いざわ)の祇園祭を見てきました。あとしばらくしたら、花火が上がったり、山車が町内を練り歩いたりするんだと思われます。そうしたら、風の加減で花火の音が聞こえたりするかもしれません。そうしたら、ザンネンと思いつつ、ゴハンを食べることにします。
できれば、自転車に乗って見に行きたかったのだけれど、お天気もあやしいし、今夜はBSでウルトラマン特集3時間を見なきゃいけないし、ザンネンながら夜祭り見物はあきらめました。
でも、少しでも雰囲気を味わおうと、射和のまちを歩いてきました。
射和の町は、川上の丹生で採れる水銀を商うことで大きくなったところだそうです。伊勢本街道が東西に抜けていきますし、南北には熊野街道が抜けていきます。十字路になっていて、鉱物資源だって採れてしまいます。
というわけで、櫛田川沿いに細長くつづいている町で、そこを山がおおっています。今はその山の部分を突っ切って国道などがありますが、奈良時代から江戸時代まで、一つの独立した街道筋の町だったのです。
だから、町内にお寺はたくさんありますし、缶詰でおなじみの国分商店K&Kさんも、ここから発展していったということです。今も立派なお屋敷が残っていて、写真を撮ればよかったけれど、お祭りの交通整理でたくさん警備の人たちもいたので、写真は撮れなかった。
とにかく、歴史のある町なのです。芭蕉さんより年上だったか、とにかく同じ頃に大淀三千風(おおよどみちかぜ 後で調べてみます)さんだって、ここの出身で、お墓だってこちらにあります。
というわけで、クルマを止めて、町の中を歩いてみました。昔、撮ったことのある山車が静かに置かれています。まだ、引っ張るみなさんが集まっていません。山車を猛スピードで引き回すのではなくて、わりと淡々と引くのかもしれません。もうすぐ時間だと思われましたが、まだ誰もいなかった。
大きな山車にはしかけのお人形さんとかが乗っています。お囃子もだれもいなくて、山車も手持ちぶさたな感じです。もう少しガヤガヤしているところはないかなと、歩いてみると、
山車を出している町内の人たちが、そんなにしゃかりきにならず、ゆるい雰囲気で雨のカバーを外して、さあ、どうしようという、町内それぞれの事情で動き出そうとしていました。そうでした。あまり若い人がカリカリしている雰囲気、そんなのないですね。
小さな山車が勢揃いしているところがあって、こちらは準備にとりかかっているところで、わりとスンナリ動けそうです。でも、殺気だったところがなくて、のんびりした感じです。少しずつ盛り上がっていくのかもしれません。明日もあるし、今日は曇りだし、夜は長いし、のんびり引き回すというところなのかもしれない。
ザンネンながら、盛り上がりのピークはまだまだ先のようでした。
各町内に大きなのぼりが立って、祭りは動き出そうとしていました。私は、仕方なく帰るわけですが、来年こそ、自転車で、夜の祇園祭に参加したいと思います。松阪の祇園祭は絶対に行きませんけど、射和のお祭りは行きたいなあ。このリラックスした雰囲気が気に入ったのかもしれません。
★ いつもなら花火の音が聞こえて、「ああ、どこかで花火大会やってる」とか思ったりするのに、昨日は聞こえませんでした。ウルトラマンを必死になって見ていたからなんでしょうか。不思議です。
できれば、自転車に乗って見に行きたかったのだけれど、お天気もあやしいし、今夜はBSでウルトラマン特集3時間を見なきゃいけないし、ザンネンながら夜祭り見物はあきらめました。
でも、少しでも雰囲気を味わおうと、射和のまちを歩いてきました。
射和の町は、川上の丹生で採れる水銀を商うことで大きくなったところだそうです。伊勢本街道が東西に抜けていきますし、南北には熊野街道が抜けていきます。十字路になっていて、鉱物資源だって採れてしまいます。
というわけで、櫛田川沿いに細長くつづいている町で、そこを山がおおっています。今はその山の部分を突っ切って国道などがありますが、奈良時代から江戸時代まで、一つの独立した街道筋の町だったのです。
だから、町内にお寺はたくさんありますし、缶詰でおなじみの国分商店K&Kさんも、ここから発展していったということです。今も立派なお屋敷が残っていて、写真を撮ればよかったけれど、お祭りの交通整理でたくさん警備の人たちもいたので、写真は撮れなかった。
とにかく、歴史のある町なのです。芭蕉さんより年上だったか、とにかく同じ頃に大淀三千風(おおよどみちかぜ 後で調べてみます)さんだって、ここの出身で、お墓だってこちらにあります。
というわけで、クルマを止めて、町の中を歩いてみました。昔、撮ったことのある山車が静かに置かれています。まだ、引っ張るみなさんが集まっていません。山車を猛スピードで引き回すのではなくて、わりと淡々と引くのかもしれません。もうすぐ時間だと思われましたが、まだ誰もいなかった。
大きな山車にはしかけのお人形さんとかが乗っています。お囃子もだれもいなくて、山車も手持ちぶさたな感じです。もう少しガヤガヤしているところはないかなと、歩いてみると、
山車を出している町内の人たちが、そんなにしゃかりきにならず、ゆるい雰囲気で雨のカバーを外して、さあ、どうしようという、町内それぞれの事情で動き出そうとしていました。そうでした。あまり若い人がカリカリしている雰囲気、そんなのないですね。
小さな山車が勢揃いしているところがあって、こちらは準備にとりかかっているところで、わりとスンナリ動けそうです。でも、殺気だったところがなくて、のんびりした感じです。少しずつ盛り上がっていくのかもしれません。明日もあるし、今日は曇りだし、夜は長いし、のんびり引き回すというところなのかもしれない。
ザンネンながら、盛り上がりのピークはまだまだ先のようでした。
各町内に大きなのぼりが立って、祭りは動き出そうとしていました。私は、仕方なく帰るわけですが、来年こそ、自転車で、夜の祇園祭に参加したいと思います。松阪の祇園祭は絶対に行きませんけど、射和のお祭りは行きたいなあ。このリラックスした雰囲気が気に入ったのかもしれません。
★ いつもなら花火の音が聞こえて、「ああ、どこかで花火大会やってる」とか思ったりするのに、昨日は聞こえませんでした。ウルトラマンを必死になって見ていたからなんでしょうか。不思議です。