今まで毎年楽しませてもらっていたわら人形でした。
2020年の年末にはアマビエさん、2019年が招き猫
2021年の年末にも見に行ったはずですが、それはイマイチ気に入らなかったみたいで、ブログにも載せませんでした。
そして、2022年は跳ねるウサギかな、それとも玉乗りウサギ?
と勝手な想像をしていたら、古典的な縁起物のタヌキさんでした。とっくりと大福帳と大きな〇〇で、信楽タヌキをモデルにして、ここの地域の方のオリジナルのデザインもされているようでした。
顔がかわいらしいし、首をかしげているところ、信楽タヌキは、もっと縦長の感じですが、こちらは座っている感じ。その安定感がステキな感じでした。春くらいまで、峠の入り口で出入りする人々を見守ってくれるでしょうけど、人が作ったモノなのに、そこに魂が入って行って、人を守ってくれるものになる、特に巨大なものは、簡単には作れないから、それを作る人たちの気持ちも入っていきますから、やはり、人が精魂込めたものには魂が入る、当たり前のことでした。
私たちは、わらのタヌキにも見守られ、もっといろんなたくさんの人が作ったものを大事にして生きていくのでしょう。
こういう簡単なことを、戦争をする人たちがわかってくれたら、「そうだった、人の暮らしをメチャクチャにしてはいけないんだった」と気づいてもらえるけど、エラい人って、いろんな人のあれこれなんて興味ないですからね。自分の権力だけが大事、という淋しい世界で生きてる人たちでしたね。
人の暮らしの大切さに気付けるのは、引退してからでしょうか。まあ、そういう人に引退する気持ちが起こるかどうか、それも怪しいです。
デビューしたばかりの、松阪市飯南町仁柿の、伊勢本街道沿い、国道368だったかな? の横に立ってるタヌキさんでした。ちゃんと杯ととっくりを持って、お酒が好きそうな、ケロッと明るいタヌキさんです!