毎年、年末から春先まで、地域おこしの一つというのか、地域のみなさんでずっと作っていらっしゃるわらアートがあります。
部外者は、その立派な姿に感心して、すごいなあとその姿を見に行くんですけど、今年は鳳凰が作られたという松阪地域おこし協力隊のSNSで知って、ぜひ見て来ようと行ってきました。
写真で見るよりも、ものすごく細やかな工夫がされていて、デザインも考えられています。こりゃ、見るしかないんだけど、写真だけではそのすごさを伝えられないですね。なかなかシャキとしています。
近ごろ、ゴジラをわらアートにしたという地域があったそうで、新聞で見ましたが、そりゃ話題性はあるだろうし、これまた難しい細工がありそうでした。背中のトゲトゲとか大変そうでしたね。
さて、こちらの鳳凰は、顔はとてもきれいな仕上がりです。とてもスマートです。顔はすごく大事にされていました。
うしろも、首からおなかにかけても丁寧な作りです。羽根も風に揺られて羽ばたいているようでした。声は出ないけど、甲高い声が聞こえて来そうでした。なかなかリアルな怪獣のようです。
怪獣ではなくて、霊鳥なのですが、この大きさだったら、恐竜時代のプテラノドンみたいじゃないですか。
恐竜が、山あいの町に降り立ち、またどこかへ旅立とうとする、その一瞬のようです。
たくさんのお客さんたちが来てくれるでしょうか。あと三ヶ月ほどの限定公開なんだけど、寒くなるしなあ。でも、ウキウキした感じはもらって来ました。