甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

玉製家 喜心でゴハン ぽらんで本

2014年06月30日 21時51分13秒 | 三重・熊野さんぽ
 土曜日、用事で大阪に出かけた奥さんは、帰る時間となった14時前に、玉製家(ぎょくせいや)さんの前に並んだそうです。開店直前だったので、順番としては8番目。まあまあの位置につけました。さて、開店してどれくらいで買えるのかと、ずっと待っていたそうです。

 玉製家さんは、おはぎのお店で、有名な落語家さんが番組で取り上げてからブームになったということでした。こういうことには敏感な彼女が、一度そこのおはぎを「食べてみたい」ということで、私は2度ほど買いに行こうとしましたが、うまくお店を見つけられないとか、行っても開いていないとか、リサーチ不足で失敗しています。今回奥さん直々に並ぶことになりました。

 1人ずつお客さんはお店に入れるそうで、1人出たらまた1人入るという形で、なかなか自分の番が来ません。待つ身は長いものです。1人入ると次の人が出るまで約5分かかっていました。それで、8番目の彼女がおはぎを買えたのはきっちり40分後だったそうです。それくらいお店のシステムがしっかり決まっていて、お店の女主人が1人で切り盛りしているということでした。

 その人が1人の客を中に入れて、あれこれとお店のこと、品物のこと、セットのこと、箱つめのことなどをお話ししてくれるそうです。お客さんは、あれにしよう、これにしようと3つの商品の中から最適の品物を選び、注文する。すると、奥で旦那さんが箱詰めをしてくれるそうで、それらの丁寧な説明をしていて、1人に5分くらいかかってしまうそうです。ガッシリとしたシステムで商売されているんですね。

 お店はお客が4人入るといっぱいのスペースで、おかみさんが、「きなこはその日のウチに食べる。こしあんは翌日の朝までに食べる」などの賞味期限などを話してくれます。無添加で、おはぎの味を追求しているのだと思われます。




 それで、妻はきなことあんこの10コ入り1500円を購入し、帰宅後みんなで夕方にはきなこは食べ尽くしてしまいます。おはぎなので、くちざわりがソフトで、おいしかった! 一般的な大手メーカーのつくるお餅は、もっとねまねまするし、変なねばりがあり、そういう味に慣れている私には少し衝撃的でした。一瞬、頼りない感じを受けますが、お口の中で味わっていると、「ひょっとしてこれが餅米から作った本来のおはぎかもしれない」という気がしてきて、きなことの絶妙の組み合わせで、きなこまでもが何だか違うような気になる味で、またいつか食べたい感じでした。今度チャンスがあったら、人が少ししか並んでいなかったら(無理して並んででも?!)、買いたい味です。


 デパートの地下とかには絶対に売られていない、あそこにしかない味なのだと思いました。あんこは、甘いのですが、そこに塩味がものすごく感じられて、その塩味が忘れられない感覚で、こちらもチャンスがあれば食べたい味でした。くせになるあまからさでした。あんなあんこは食べたことがないような気がします。それなのに、私の写真は、とても下手くそで、ダメですねぇ……。





 それから、昨日の朝、ふたたび残ったおはぎを細かく切って、家族みんなで山分けし、それで二見しょうぶ園にでかけました。さんざん歩いた後は、お腹が空いてしまい、伊勢市内の自然料理の喜心(きしん)さんに行きました。ここで奥さんは、その日の定食。すべて野菜中心。メインはパイ風の何かだったのですが、それよりもナスのポタージュというのがうらやましかった。でも、私は一滴も欲しがらず、ただ眺めて、次の機会にまた食べればいいやと思い、自分が注文した野菜中心カレーに大いに満足したのでした。お店のすぐ近くにJRの低い高架があって、いつかここにも写真を撮りに来たいなと思ったりしました。何やら、休日の午後っぽいですね。



 そのあと、古本屋さんのポランさんに行き、石垣りんさんの「ユーモアの鎖国」(ちくま文庫)、
鎌倉の仏教説話集「撰集抄」(せんじゅうしょう・岩波文庫)、「中島敦」(森田誠吾 文春文庫)を買いました。


★ そもそも、おはぎとおもちは違うものだ! と奥さんが今、教えてくれました。その辺の所がいまいち私はわかってないですね。おはぎもお餅も同じ製法で作っているのだと思っていました。生活の基礎を学ばなくてはいけないです。


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