ついさっき目が覚めました。父と母と3人でまち歩きをしていました。夢の中ではナガハマということになっていましたが、よく考えてみると、ナガハマではないようでした。
聖堂があるというし、その門前町があるみたいだし、不思議なインド風寺院もあるし、そのインド風寺院は、石でできた巨大な建造物で、普通なら赤黒い建物なのに、夢の中ではコンクリートのはりぼて寺院でした。すぐ裏手に歓楽街もあるようでした。
寺院なのに、内部に人々は向かわないで、寺院を眺める人たちを攻撃的な視線で見ている人たちがいました。夢の中ではそれらは中国の人という設定になっていて、「外国の人ばかりやから、もうこっち行くのはやめよう」ということになりました。
母の手をギュッと父の手で握らせて、仲を取り持つ私が真ん中に立って、3人でかたまりになって歩いていました。
父の顔を見てみよう。と、右手の父を見てみたら、わりとくっきり、父の顔が見えました。
リアルな父の顔のように見えましたが、「あれ、若い頃のボクに似ているなあ」
いや、自分の顔かもしれないと思ったら、目が覚めたんでした。父の顔を見ようなんていう夢にあるまじきことをするから、夢から覚めたのだと思います。もっと自然に流されていたら、もう少し眠れたかもしれない。
ナガハマは、実際とはちがっていて、碁盤目状の街並みは同じなんですが、中心より南側に観光するところがあって、そちらはすでに観光して、少し北側に来て、そこのお寺みたいなところを参拝して、さて次はどこへ行く? というところでした。
父と母は初めて来たようなことを言っています。そうじゃないだろう。お寺を出たすぐのところでおだんごか何かを食べたでしょ。そのお店の前を通ってみようと思っていたのに、ついつい「インド風寺院もあるから行ってみよう」と言ったせいで、ヘンテコな外国人たちに会ったり、改めて家族3人でくっつき合ったりしました。
その勢いで父の顔を見てみよう、という気持ちになったんでした。まあ、仕方がない。ちゃんと案内できただろうか。父は私たちをどう見ているんだろう。母に電話しないといけないです。雨はあいかわらず降っています。
昨夜、離れて寝ている奥さんが来ました。何だか新鮮だったんですけど、すぐに「せんべいブトンは寒い」と、自分のふとんにもどっていきました。
ねぼけながら、「ああ、せっかく奥さんが来てくれたのに、彼女をうまくお迎えすることができなかった。ザンネン。でも、ねむい」とかなんとか思ってました。
それからしばらく、うまく眠れないなと、少しだけ不満でしたけど、最後にこんな夢が見られるなんて、おかげで起きたらキッパリと起きれてしまった。それで、日記みたいだけど、まあ、書いておこう、なんて思いました。
それにしても、奥さんと一緒に眠れないなんて、なんだかさびしいなあ。でも、それを言うなら、奥さんをほったらかしにして、すぐ寝てしまって、ガーガー大いびきかいている自分が悪いです。ずっとほったらかしですもんね。反省はするけれど、大いびきは治らないし、どうしたらいいんだろう。せいぜい今日、奥さんに尽くすことにします。また口だけかな……。