伊勢本街道、多気町の中なら、なんとかわかるんですけど、未知の玉城町、いつもその手前で違う方向に走ってたから、今度こそ、そちらに出て見せると、玉城町から自分の家をめざしました。
町中は、常夜灯やら、供養塔やら、歴史的なものがあって、どうにか道を外しませんでしたが、途中で山の中を行かなくてはならないのを知らなくて、道を失って、あれこれ迷った挙句、仕方がないので、線路伝いに歩きました。
もちろん遠回りで、ヘトヘトになって、ずっと途中からは足も膝も筋も、何もかもが痛かったんです。でも、こういう時こそ、だましだまし歩くものなのだと言い聞かせて、とりあえず駅までたどり着いて、そのまま帰ってきました。
何キロ歩いたんだろう。四時間くらいは歩いたから、12キロとしても、昔の人から見たら、まるで歩いていないのと同じです。これでは何日も旅することができないじゃないですか。
明日も歩いてホンモノだ。ぜひ歩きたいけど、明日どうなっているのか、それはわかりません。
とにかく、ヒガンバナと鉄道を1枚だけ取りました。今日の記念です。帰りは、駅で待っててもずっと頭が痛かったけれど、ゴハンも食べて、お風呂に入ったら、少し元気になりました。
今夜寝てみたら、朝までグッスリなんて、できないかな。これは憧れなんですけど、なかなかできません。
寝ているうちに、体の中の余分な水分を出せなんていう命令が下るんだから、イヤだなあ。
本日は、これだけでやめときます。明日元気になったら、街道歩きと道を失ったこと、書いてみます。失礼しました!