甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

田丸に行くまで

2020年09月27日 09時41分50秒 | 街道を歩こう!

 今朝、いつもより起きるのは遅かったけれど、そこにたどり着くまでに何度も起きてしまいました。ですから、明けの明星も見たと思います。

 こっちが明けの明星、だったら、この右手の明るい星は? と見ていると、すぐ光が薄らいでいって、どうやら雲も出ていて、あまりいい天気じゃないのかなと、歩く気を喪失していました。

 そして、朝が来て、ゴハン食べて、パソコンで遊んでしていると、風はよく吹いてますし、太陽もピカピカになりました。明け方、くもりかなあと思った私がアホでした。こんなにいい天気になるなんて! でも、昨日それなりに歩いたから、今日は何だか気持ちがそがれています。

 でも、昼からでも、どこか歩きに行けたらいいなあ。


 これは、伊勢本街道の多気町から玉城町に入っていく分岐点です。左に行くと街道で、右をそのまま行くと、よく利用している産直になります。いつも、この街道の細い道をそろそろと走るんですけど、左に行くと、それよりも細い道かなとずっと思っていて、そこまでたどり着きたかったのに、昨日はいけませんでした。

 またいつか、チャンスを作って、地図も持って、計画的に歩いていきたいと思います。そう言えば、スマホも持ってたんですよ。でも、そんなの邪道だ! 闇雲歩きは自分のカンを頼りに歩くんだい! と、変なプライドというのか意地というのか、そちら優先でクタクタになりました。アホみたいだけど、私らしい。

 奥さんは昨日、「私は絶対お父さんのムチャクチャな歩きには着いていかない」と、今まで何度も苦い目に遭っているので、心からそう言ってましたっけ。まさにその通り。どうして何度も失敗しているのに、闇雲が好きなんだろう。もう性分なのかもしれません。目的地にポンと着くのがイヤなのかもしれない。

 それで、昨日、近くの駅から乗ればいいものを、わざわざ松阪駅まで歩いたんですよ。それも余計ではありました。でも、これも昨日、行く前から、こうしようと心に決めていたので、あえての遠回りでした。アホですね。

 それで、松阪の市街地にあるお寺で、萩の花を見つけて、萩の花って、あまりキレイに撮れないのだけれど、昨日はたまたままあまあに撮れたので、表紙に使ってみました。これは納得!



 田丸駅に着いたのは、もう昼前くらいだったでしょうか。田丸城址公園で持参したハムカツサンドとオニギリを食べても良かったけれど、ある程度歩いたところで食べたかったし、それなりの達成感も欲しかったのだと思われます。

 山の中ではあるし、どこかで休憩するところもあるだろうという計算でした。でも、よく考えてみれば、今まで歩いてきた古い街道で、どうぞ、この公園で休憩しなさいというのを設置してくれてたところあったでしようか。

 たぶん、なかったですね。クルマのお客は相手にするけど、古い街道を歩く中高年なんて、そんなのお金にもならないし、そもそも中高年は気まぐれだし、安定してないし、いつ来るかもしれないそういう人たちなんて、計算外だったんでした。

 それを承知で、世の中の流れから外れたところを、細々と誰にも知らないように歩いているのだというのを自覚しなくてはならないです。

 助けはない。休憩するところもない。お金を使いたくても、そういう場所もない。あるのは放置された道と、疾走していくクルマと、少しだけ荒れている自然だけです。


 講釈が長すぎです。オッサンの悪い癖です。もう一度出直します。失礼しました。


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